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2015年07月26日23:56

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新譜之雑談帖(その214)―ジャン・ピエール・ランパル録音集成第3・第4集

ジャン・ピエール・ランパルと言えば、20世紀(今世紀、と書こうとしてや、もう21世紀なんだなと改めて再認識した次第)最高のフルート奏者の一人、と云う点では衆目の一致する所か、と思います。今年の春に、全4セットからなる、録音集成がでるとの告知が。第1集・第2集は既に発売となっていますが、残りは何時発売されるのか、と思っていたら第3・第4集の発売告知が。

わたくしランパルと云うフルート奏者の録音歴について、詳しい事を何も知らないので(無知蒙昧ぶりを晒して仕舞うと、この人の演奏で所有している音盤は、ラスキーヌと組んで何回か録音した、モーツァルトの「フルートとハープの為の協奏曲、パイヤールの録音した『ブランデンブルク協奏曲のフルート・ソロ位)、悉くエラートに録音したものと思っていたのですが、旧EMIにも録音があったのですね。

しかし第1集がCDにして10枚、第2集が20枚、そして今回の第3・第4集がそれぞれ23枚、16枚と云いますから、管楽器奏者としては大変な量でありますね。ちょっと調べてみたら、同じフルート奏者のジェームズ・ゴールウェイのRCA録音集成が全71枚、との事なので、少し及ばないものの、大変な量であるのは疑い様の無い所。

わたくしは、フルートと云う楽器の演奏に、それ程強い思い入れはないのでランパルにせよ、ゴールウェイにせよ、これらの膨大な録音集成に手を出そうとは流石に思わないのですが、テーマを絞っての録音集成なら、或いは手を出して仕舞うかも知れません。尤も此処の所、ボックス・セットがマイ・ブーム状態なので(コルトーの40枚ボックスや、リリー・クラウスの31枚ボックス等が、ソリストの録音集成としては未だ大半が未聴)、この上敢えて無間地獄に自ら進んで落っこちよう、とは思わないのでありますが……
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