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2015年04月26日13:39

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三原順復活祭(1)

マンガ「はみだしっ子」で根強いファンを持つ三原順氏が亡くなられて20年。
というわけで「復活祭」が明治大学の施設(図書館)で行われているとのこと。
漫画家の回顧展を大学の図書館で行うというのは破格の扱いではないかと思ったが、明治大学にはマンガを専門とした図書館があるようだ。

その「復活祭」の一環として、漫画家のヤマザキマリ氏による講演会があった。ヤマザキ氏というのは、話題となった映画「テルマエ・ロマエ」の原作者だ。ヤマザキ氏には、僕が住んでいた1970年代のサッポロを舞台とした作品(「ルミとマヤとその周辺」)もあるということで、前から興味はあった。

というわけで、明治大学のリバティ・タワー(自由の塔)に行ってみた。

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所用があって開会時刻に遅れてしまったのだが、広い教室は満員のうえに立ち見も多数でていた。

なにせ30年前に全盛だった作家の話だから、聴衆の大半は40〜50歳代。
と思ったら、意外と若い方々もいた。
後で分かったことだが、会場の7割くらいを占める中高年は主に三原順氏のファンで、若い層はヤマザキ氏のファンであったようだ。
男性の割合は、中高年では1〜2割、若い層では3割程度か。

ヤマザキ氏と三原順ファンの掛け合いのようなトーク・ライブは非常に面白かった。

しかし、多くの少年少女たちが20〜30年という時を経ても、その魅力のために集まるという三原氏の作品力には、あらためて驚かされる。彼女の作品が人々の心に残した「つめあと」は、それだけ広く、また深かったのであろう。

(つづくかも)

■三原順復活祭(明治大学・米沢嘉博記念図書館)
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-miharajun.html
http://natalie.mu/comic/news/137484

■ヤマザキマリ「読み直した『はみだしっ子』(三原順著)の衝撃」
http://jisin.jp/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/hassle/11809

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■アンジーは私の理想の男性だった! 〜ヤマザキマリ「はみだしっ子」を語る〜
出演:ヤマザキマリ(マンガ家)
日時:2015年4月4日(土) 16:00-17:30
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー6階 1063教室 入場無料
※「テルマエロマエ」の作者にして、世界を駆け巡るマンガ家ヤマザキマリさんは「はみだしっ子」を愛読していました。作品との出会いから魅力までを話していただきます。

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