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2015年04月10日22:12

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北方民族資料館-北帰行(11)

3月23日(月曜日)

五稜郭近くのホテルでバイキング形式の朝食をとっていたら、窓の外に雪が降り始めていた。
前日までの函館は3月としても暖かく、雪もほとんど消えていた。僕にとっては、コートはいらないほどだった。
しかし、この朝は少し寒かった。

「なごり雪」だなぁ。

などと思いながら、前日の「卒業ライブ」のことを思い出したりしていた。

身支度を整え、ホテルをチェックアウトしてから、大きな荷物をホテルのクロークに預けて、市電に乗った。
行き先は、「十字街」。ここから「箱館高田屋嘉兵衛資料館」に行く予定だ。
十字街の停車場で降りてみると、目の前には「北海道坂本龍馬記念館」が。

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しかし、目標物ではないので、記念写真を撮るだけにした。

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箱館高田屋嘉兵衛資料館!

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ところが閉館中…。

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元々は2月末までの予定だった冬季休館(冬眠?)が、何らかの理由で3月末まで延長されたようだ。
後でホーム・ページを見たら、あまり目立たない感じではあったが、休館の旨が書かれていた。

致し方なく、「函館市北方民族資料館」に向かう。

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「函館市北方民族資料館」の展示は、期待を裏切らないものであった。
収蔵品の多くはアイヌ民族に関するものであったが、ここでは、アイヌだけでなく、サハリンや極東ロシア・中国東北部も含めた地域の様々な少数民族の関連資料が展示されていた。それゆえ、「アイヌ民族資料館」ではなく、「北方民族資料館」なのであろう。(と、単純に考えてしまってよいのかどうか自信はないけれど。)

収蔵品の基幹をなしているのは、「函館博物館旧蔵資料」「馬場コレクション」「児玉コレクション」などであるとのこと。

「現代」(といっても少し古いが)のアイヌを紹介するビデオ映像も悪くないものだった。

面白かったのは、アイヌ民族の子供たちの「遊び」についての紹介。

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こういう情報は、今まであまり見たことがなかった。
たっぷりと3時間近い時間をこの資料館で過ごしたが、それだけのボリュームのある展示だったと思う。

■箱館高田屋嘉兵衛資料館
http://www.ikemi-net.com/takadaya/
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2009/04/post-98.html
http://masa5s5.fc2web.com/hokkaidou/hakodate34.htm

■函館市北方民族資料館
http://www.zaidan-hakodate.com/hoppominzoku/
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2012/10/post-96.html
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