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2015年03月26日22:24

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北海道立図書館-北帰行(02)

JR札幌駅から中島公園まで歩く。
街中の路上には、雪はほとんど残っていなかった。大通り公園では、雪が少し残っていたが、雪融けが進んでいて、汚い姿をさらしていた。
途中で、本屋に寄り、古本屋「北海堂」に寄り、セイコーマートでガラナ買って飲みながら歩いた。中島公園の中は雪が多く、中を歩くのは断念した。
中島公園から地下鉄に乗り、実家に到着。
19日の夜は、実家で父母・弟夫婦と食事をする。

翌3月20日は、JR大麻(おおあさ)駅の近くにある北海道立図書館に行く。

調べるのは、「村山家」および「村山伝兵衛」に関する資料。
色々と貴重なものがあった。

■いにしえ(イニシエ)。
出版者:松前高等学校郷土史研究部/松前町(渡島)。
出版年:1968.9。

松前藩の地元の高校生が、およそ半世紀前に「創立20周年記念学校祭」に際して作成した文集のようなもの。謄写(ガリ版)刷。「場所請負人の履歴の写しによる」と書かれている。本文部分に新味があるかどうかはまだ詳しく見ていないが、松前町にある村山家の墓についての記載が珍しかった。墓の所在だけでなく、墓に書かれている文字も書かれている。当時の高校生とすれば、僕よりも10歳ほど年長の方が書かれたはずだ。どのような動機から調べられたのか、ちょっと興味がわいてきた。

■北の豪商
副書名:村山伝兵衛資料を中心にして
著編者:北海道開拓記念館
出版者:北海道開拓記念館/札幌。
出版年:1985。
ページと大きさ:1枚/27cm。
一般注記:北海道開拓記念館第56回テーマ展案内。

■北海道開拓記念館資料10万点収蔵記念
村山伝兵衛資料紹介展
著編者等:北海道開拓記念館
出版者:北海道開拓記念館/札幌。
出版年:1985。

1985年、整理された村山伝兵衛関係の資料が、2回にわたって北海道開拓記念館で展示された。上の2つは、そのときのチラシの現物。ペラ1枚の紙であるが、図書館が資料として保管してくれているのは、ありがたい。

■石狩場所請負人村山家記録
出版者:石狩町史編集委員会(1973.9)
シリーズ名:石狩町史資料 3号。

村山家に関する基礎的資料のひとつ。

■場所請負人村山伝兵衛の記録
著編者:村山 昭二(ムラヤマ ショウジ)。
出版者:北海道共同印刷(印刷)/札幌。
出版年:1979。

村山家の関係者である村山昭二氏が、関連文書からまとめたもの。年表や略歴など、全体を俯瞰するうえで、とても参考になる。家系図や家紋が書かれていたことも面白かった。

■村山家史料 [マイクロ資料] [1]〜[12]
資料の種別:視聴覚資料(マイクロロール)。
出版者:北海道立図書館(製作)(1988)

これは、結局、見る時間が無かった。

著作権との兼ね合いから、資料の大半は、半分しかコピーできなかったが、図書館に来てみて、本当によかったと思う。
これらの資料から分かったことなどは、いずれ記してみたい。

■北海道立図書館
http://www.library.pref.hokkaido.jp/
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