米軍は、過去の教訓を活かしているか？

米国で記録的寒波、動物園ではペンギンが屋内退避も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3219257

十年くらい前、記録的寒波のため、米国の冬季演習中に、八甲田山事件のような遭難事故がありました。殉職者まで出す悲惨な状況だったとのことです。

ところが、同じ演習に参加していた日本の陸上自衛隊は、遭難事故のことは露知らず、何らのトラブルなく集合地点にいたそうです（一説によると雪合戦をして遊んでいた）。

自衛隊が寒波に滅法強かったのは、どうも、使いすてカイロと、カップ麺が威力を発揮したらしいです。普通の非常食が食べられないような酷寒時でも、カップ麺であれば、お湯だけで対応できます。

これを教訓に、米軍は冬季装備を変更したようです。詳細は、わかりませんが、使いすてカイロと、カップ麺は、装備として正式採用されているようです。

ここから先は、私の妄想です。ロシアの駐米武官は、

「米軍のナポレオン軍と同様に冬将軍に弱いか。これで一安心」

と思ったことでしょう。なお、自衛隊は、ロシアの駐米武官に対し、

「日本の野戦軍は冬将軍にも滅法強いか、クロパトキン（日露戦争のときの将軍）が、ロシア軍が得意とする冬季攻勢をかけても苦戦するはずだ」

との印象を与えたでしょうね。きっと。