『
ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』
試写会に当たったマイミクさんに便乗させていただきました。
どうもありがとうございました。
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子役で成功した後の<大人の役者>への脱皮は重要なターニングポイント。
ダニエル・ラドクリフも例外ではなく、ハリー・ポッターで世界的ヒットのあとを受けて選ぶ役柄は興味深い。
「もう子どもじゃない」ということを強調したかったのか、ハリポタの次回作として選んだのはパパ設定の役柄である。
かつてTVムービー化もされたという英国作家スーザン・ヒルの「黒衣の女、ある亡霊の物語」の映画化。
ラドクリフは遺産整理にロンドンからやってくる弁護士アーサー・キップスという役どころだが、その屋敷にまつわる不可思議な現象に怯まない姿勢に決意の一端が現れている。
ホラーという表紙をまとっていても内情は家族ものであるということが普遍性を持ちえているのだろうか。
全体にゴシック的美しさがあるホラー映画で、音響効果が冴え渡る。
ともかく青味がかった色彩がひときわ眼を引き、どのカットも絵になるようだ。
19世紀末の英国を再現した美術・衣装・セットは実に見事な出来栄え。
ただ、全てが古典的であり目新しさという点では物足りなさを感じるかも。
問題の<黒衣の女>とキップス一家に関連付けて深みが出せたら違っていたかも…と思わずにいられない。
試写会@なかのZERO大ホール
12月1日より公開
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