流行はくりかえしてセカンドバッグ

きのうの日記で新しい財布のデビューを秋口にするとしたのは、上着を着ない夏の季節はいつも財布を無造作にパンツのポケットに突っこんだまま外出しているからで、二つ折りの財布ならともかく、長財布にとってそれは多少ムリがあるというもの、せっかくの新品にいきなりその苦行を味あわせるってのはかわいそう、上着着用とともにデビューさせようという親心なのです。

そういえばいまの財布がまだ初々しかったころ、そのあたりはどう対処してたのかと思い起こすと、そう、あのころ日本成年男子はみな小脇にセカンドバッグを抱えていたのでした。なんだかいまやバブルの象徴、ダサさの象徴みたいになってしまって、ごく限られた世界のかたの小脇にしか見られなくなってしまったセカンドバッグ、あれはあれで機能的だったんですが。

私自身も当時たしかトータル3代鞍替えしたそのセカンドバッグ（古くなったのは旅行時の小物入れとして活用）、一部では復活しているとか。ただ今回のそれは女性が冠婚葬祭でフォーマルに持つような横長のタイプみたい。それを男性が持つとなるとちょっとまだ抵抗がありますね。なんだかおミズ系のオトコに見られるみたいで。

しかし流行はくりかえすって言うしなあ。エンポリオ・アルマーニの新作メガネなんてすべてレンズがまん丸、アラレちゃんのメガネみたいなのばかりでした。こんなの定着するのはまだまだ先だと思ってたら、このごろちょくちょくその手のメガネをかけている女の子を街中で見かけるようになってきました。みなさんオシャレにはウルサいような感じの子ばっかりだったし。