「THE SECOND 〜漫才トーナメント〜」にどっぷり

めずらしくウチにいた土曜の夜に合わせるかのように、昨夜は「THE SECOND」に4時間どっぷり。結成16年以上の、つまり「M-1グランプリ」への出場資格を失った脂の乗り切った漫才師たちの賞レース。今回が2回目、昨年は最終結果をあとから知る不覚。まずはM-1そっくりそのままの演出に、何もそこまでせんでもと思わず苦笑。

優勝したのはガクテンソク。漫才台本の教科書のような正統派のしゃべくり漫才、よどみのない王道的な全体の流れは、むしろいままで何してたんやと言いたくなるほど充実の6分間X3本。東京進出の直前、こちらでは夕方のニュース番組でレギュラーコメンテーターだったりしたので、彼らにはすでにけっこうなおなじみ感あり。

そう、ファイナリスト8組をながめても、とっくにおなじみのコンビと名前は知るもネタを一度も見たことのない（あるいは見たけど忘れている）コンビとに極端に分かれていたような。あとM-1空白の5年間にもしM-1があれば、グランプリを取っていただろうコンビたちの熱演、それがまさにガクテンソクだという見解には納得。

個人的に応援していた金属バットは準決勝でガクテンソクに敗退。仕方ないかとは思うけど、決勝にはどんなネタを用意していたのか。そういえば昨年はファイナル一歩手前でスピードワゴンに敗れたDr.ハインリッヒ、彼女たちは今回エントリーしなかったのかな。ともあれ早くも来年が楽しみ、次回の土曜日はきっちり空けておきます。