ここで一つ、地元ネタを。
来月には京成ご自慢のスカイライナーも新ルート開業で大幅なレベルアップを果たすことになりますが、それでもJR東日本の成田エクスプレスとの競合でさほど有利に作用するとは限らないようです。
というのも、東京・成田空港間の所要時間だけみても成田エクスプレスは片道52分に対して新ルート開業後のスカイライナーは日暮里での乗換の手間もあってかトータルで53〜55分となります。また、新宿・成田空港間の所要時間の比較でも、成田エクスプレスは72分に対してスカイライナー利用だと新宿・日暮里間の所要時間や乗換を含めて63分と一応のことスカイライナーが勝っていても大幅に有利とはなりえません。
スカイライナーが成田エクスプレスに完全に勝つためには、京成本線を新宿駅へと延伸させなければなりません。京成上野・新宿間の新ルートが開通すれば、新宿・成田空港間の所要時間も片道52分ぐらいになるはずであり、乗換の手間も省けるのでJRに勝てます。
あと、JRとの競合で更に有利となるよう、都営浅草線への乗り入れも実践する必要もあります。品川へと行けば新幹線との接続も可能となり、渋谷からの客も取り込むことも出来るようになります。これは都営浅草線の各駅にある出発相当信号機の位置をずらして新AE形の地下鉄乗り入れバージョンを投入して対処するより他は無いでしょうが・・・。
私ですが、スカイライナーの特急券の発売が開始された際、前売り発売の始まる午前6時から京成上野案内所の前売り発売カウンターにて並び、3時間後の午前8時58分にも2号車の座席指定席券を獲得しました。本当であれば、先頭となる1号車の座席を取りたかったのですが、上野駅に着いた時点で既に150人ほど並んでいたので無理でした。
窓際という希望を伝え、それはそれですんなり叶ったのですが、これから乗る車両が中間車かと思うと、ちょっとガッカリです。ただし、その日の夕方に京成電鉄のホームページのプレスリースを参照したところ、「成田スカイアクセス開業後に初めて運行するスカイライナー1号が満席となった」との発表があったため、このキップはこの時点でプラチナチケットとなってしまいました。なにはともあれ、購入できて良かったです。
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