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2024年05月06日11:52

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この一年「休日と平日の違い」編(3/4)

 昨年四月末の退職以来、妻と平日に出かけられるようになった。車で出かけることも多い。それで気づいたことがある。
 まずは道路。平日は工事が多く、朝は幹線道路が渋滞する。しかしアウトレットにしても日帰り旅行にしても、目的地で土日のような混雑がないことは精神衛生上ひじょうに良い。ぼくは元々人ごみが苦手なので、ゆったり楽しめるのはとてもありがたい。ただ残念なことは、平日は高速道路料金の割引がないことだ。
 次に病院。休診日でないかぎり、とにかく自分の都合で行ける。一月下旬に突然ひどい花粉症に陥ったとき、その日のうちに地元の耳鼻咽喉科に駆けつけることができた。二月に右目の網膜を傷つけてしまったときも即日眼科に駆けつけられた。他にもこの一年で皮膚科と歯科にも通ったが、すべて自分の都合で通えた。こんなことはサラリーマン時代には考えられないことだった。そして行きたいときに診療所に行ける開放感のおかげで長い順番待ちもイライラせず、電子書籍を読んだりしてのんびり待てた。役所での手続きもイライラせずに済んだが、平日の役所はそもそも混んでなかった。
 そして映画館。平日は映画館も空いているのでよく行った(まあ、今は土日も空いている映画館が多いようだが)。この一年で映画館で観た作品は以下のとおり。『怪物』『テノール! 人生はハーモニー』『イニシェリン島の精霊』『グラッド』『僕たちの哲学教室』『ハマのドン』『砂糖菓子が壊れるとき』『君たちはどう生きるか』『カールじいさんのデート』『マイ・エレメント』『福田村事件』『ロスト・キング 500年越しの運命』『月』『理想郷』『ぼくは君たちを憎まないことにした』『首』『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』『ゴジラ-1.0』『市子』『枯れ葉』『PERFECT DAYS』『 ビヨンド・ユートピア 脱北』『落下の解剖学』『ゴールド・ボーイ』『オッペンハイマー』。地元の入間や豊島園、池袋、川越、立川、国立映画アーカイブでの観劇だった。
 退職する前から、平日が自由になったらやろうと決意していたことがある。
 その代表が裁判傍聴。東京地裁と立川地裁、トータル七回訪れた。一回の訪問につき複数の法廷を傍聴することが多いので、事件としては十三件を傍聴した。刑事事件ばかりで、なかには殺人事件もあった。映画やドラマとは別格の現実の重みはとても勉強になる体験だった。
 ほかに平日が自由になったらやろうと決意していたことは、小説を書いて何かの文学賞に応募すること、自作サイトの宿題事項を解決することの二つである。どちらも達成した。前者はある文学賞の受賞という結果を出せ、後者は国会図書館や大宅文庫、多摩図書館、地元や飯能の図書館を何度となく訪れ、九カ月かけて解決した。現在のところ、ぼくの自作サイトは思い通りの完成品である。
(写真は先日村上春樹ライブラリーに行ったときに食べたドーナツ)
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