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2021年12月15日23:50

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新譜之雑談帖(その792)―2022ニューイヤー・コンサート ダニエル・バレンボイム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

さて師走も15日ともなりますと、そろそろ気ぜわしくなる頃かと思います。年賀状の受付も今日から始まりましたし、あれやこれやと新年の準備を始める時期でもあります。さて例年の如く、来年ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの実況盤の発売予告が、輸入音盤屋のウェブ・サイトに上がりました。

来年のニューイヤー・コンサートの指揮者は、ダニエル・バレンボイムだそうでありまして。これが3回目の登板という事になるとの事。個人的には余り感心のない指揮者でありますし、前回登場時にはハイドンの告別交響曲の第四楽章を取り上げたりして、プログラムの妙味がありましたが、来年の演目にはそうした仕掛けもない様で。

強いて面白そうな所では、定番の『こうもり』序曲と、『天体の音楽』を取り上げるのが、個人的には芽を惹く所でしょうか。テレビ鑑賞で、音盤の方は(格別のハプニングでも起きない限りは)購入は見送りでありますかね。

しかし、その年の元旦の演奏を編集して、1/21にはもう輸入盤として発売されるのですから、大したものでありますね。尤もわたくしが記憶している最速の発売記録は、2002年に小澤征爾の指揮したニューイヤー・コンサートの実況録音盤でしたね。これは何と1/10に、今は無き某石丸電気で輸入盤を見つけて、その早業に驚き呆れ、且つ感心した事を今でも覚えていますが、あれからもう20年も経つのですね。これは判官贔屓もあって、クラシック音楽の音盤にあるまじき(というのも少し変ですが)売り上げを記録した(確か約70万枚売れたのではなかったかと)事も良く知られている所かと。

今年のニューイヤー・コンサートは、武漢肺炎の所為で無観客で開催されましたが、来年はどうするのでしょう。欧州ではまだ終息の兆しすら見えておらず、更にオミクロン株なる新規タイプの変異株も報告されて、動向がきになる所です。
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