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2021年09月28日19:30

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日本財界の異端児(?)なる人物

 ここで一つ、スレッドを。

 我が国の財界に対するイメージというと、何かと庶民から搾取したりする、いわゆる「新自由主義」的発想を持ち合わせた連中ばかりというイメージしか湧きません。特に某最大手自動車メーカー出身で初代・日本経済団体連合会(経団連)会長だった人物に至っては度重なる問題発言を呈してきた、正に品格ゼロの輩だったりします。

 そんな外道的な輩の多い日本財界の中にあって、唯一と言えるであろうハト派の人物がいます。それは品川正治(しながわ・まさじ)氏です。
品川氏は1924年に兵庫県にて出生し、1944年の年末、旧制第三高校(現・京都大学)在学中に召集を受け陸軍兵として中国へ赴くも、散弾による負傷を負ってしまい、戦争の恐ろしさを嫌と言うほど目(ま)の当たりにしたとあります。復員船の船中で、現憲法の草案に関する新聞記事を目にして、涙するほどまでにこの上ない感動を覚えました。
日本興亜損保の前身である日本火災海上保険に長年勤務し、社長職・会長職を歴任しました(91年以降は相談役)。更に、経済同友会の要職を93年から97年まで4年間歴任し、財界人としての側面をも見せたりしました。
 近年では、日本共産党が主催する「赤旗まつり」へもゲストとして顔を出して平和の尊さを訴えたり、政治運動団体である全国革新懇の代表世話人としても名を馳せたりしています。

 このようなことから財界人でありながらも、アンチ新自由主義、護憲平和の立場に立った発言をしたり、各地にて平和のための講演活動を展開しているのが品川氏だったりします。
 皆様にも是非とも脳裏の片隅に記憶を留めて下されば幸いです。
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