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2021年09月27日00:02

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江川英龍の訓言

 ここで一つ、ネタを。

 伊豆半島というと江川太郎左衛門(えがわ・たろうざえもん)を思い浮かべる人が多いかと思いますが、江川英龍(えがわ・ひでたつ)は太郎左衛門の36世目となります。韮山(伊豆の国市)の反射炉を建造したり国内で初めて製パンに着手した太郎左衛門とは英龍のことだったのです。
 さて、英龍というと女性への訓言を残していますが、内容的にはどこか「常に良妻であれ、夫に忠誠を尽くせ」というような男尊女卑的な印象のする文面が目立ったりします(当時は「男剛女柔」が美徳とされていた)。
しかし、下記に挙げる二点の項目は21世紀を迎えた現代でも通用しうるものがあります。

・わずかな手柄におごり高ぶるのは教養の無い人間の発想なので、気をつけるべし。たとえ自分に良い点があってもそれを自負するかのような態度をするべからず。
・他人の噂話などについても十分に注意すべし。


 近年において警察・マスコミ・政治・財界での不祥事が多発しているのも、そもそもは「手柄に奢り高ぶる人間」の比率が高いところにあるようなものではないかと思えてなりません。こういう輩が「国賊」と化していき、異性間での不信感とかを蔓延させたり、国内の秩序をかき乱したりしているようなものと言えたりします。
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