mixiユーザー(id:25722248)

2021年07月16日13:40

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集中式冷房に切り替えゆく名鉄

  ここで一つ、中京圏ネタを。
中京圏きっての大手民鉄と言えば名鉄ですが、名鉄と言えば長年に渡って分散式冷房を採用してきました。が、21世紀に入って以降に投入の新車は集中式冷房となっており、4000系(瀬戸線用)や3300系(三代目)や9000系に至るまで集中式冷房が採用されています。集中式冷房は旧国鉄公社が各停用として最初に開発したものですが、昭和期に於いては大手民鉄の多くが車両構体にかかる負担を心配して分散式だったり集約分散式を採用していました。次第に時代が下るにつれて、集中式冷房のシステムの改良が進み、それまで分散式ないし集約分散式を採用していた大手民鉄がメンテナンスの有利性を考慮して集中式へと乗り換える事例が見られるようになり、名鉄もその流れに乗る形で21世紀以降の新車で採用する方向となりました。



  分散式はもう採用されませんが、集約分散式に固執する事業者としてはJR東海・JR西日本・在阪大手民鉄各社が残ることとなりましょう。
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