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2019年11月30日23:55

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新譜之雑談帖(その626)―2020年ニューイヤー・コンサート実況録音 アンドリス・ネルソンス/ウィーン・フィル

ここ20年程、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートは実況録音盤がすぐに発売されるのが高齢となって居りますが、例年の如く来年のニューイヤー・コンサートの実況録音盤の発売予告が、音盤屋のウェブ・サイトを飾る様になりました。明日になるともう師走、でありまして1年があっという間である事よ、と思い知らされるのでありますが。

11月30日は、わたくしの随一の御贔屓指揮者ウィルヘルム・フルトヴェングラーの祥月命日、でありまして、例年ああだこうだと御託を並べるのを常にして居りますが、そうそう胸に浮かぶ感想が変わる訳でもなく、芸もないので少々目先を変えまして。

わたくしは最近の指揮者事情に屯と疎いので、ネルソンスについては、ボストン交響楽団の常任指揮者である事くらいしか知りませんで。まあ此処暫くのニューイヤー・コンサートの常として、戦争予定曲目を見ると、外野の五月蠅方のやいのやいのの矛先を躱す意図もあってか、新登場の曲目は多いのも御約束。定番曲としては「トラッチ・トリッチ」ポルカ位なのは、(アンコールの「美しき青きドナウ」と「ラデッツキ−行進曲」を除くと)また随分極端な、という気がしないでもありませんが、まあ色々な事情があるのでしょうね。

実況録音盤を買うか否かはさておき、公演の宇宙中継(わたくし的には、この言葉がしっくりきますね)を楽しみにしようと思います。
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