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2019年11月08日22:48

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ライトマンVSライミス


オリジナルのゴーストバスターズを観る。現在のテクに見慣れてるとやはりスピード感がない。まだレイハリーハウゼンなものやチャールトンヘストンが出ているスペクタクルものの名残がナインティーズのハリウッドにはあるな、となる。最新版ゴーストバスターズではビルマーレイ、シガニーウィバー、そして当時はスターたちのサイドキックにしか思えなかったけれど今振り返ると彼こそがブレーンで、あの人は現在何をしている?ではなく無茶苦茶稼いでハリウッドの殿堂にいるなの天才エイクロイドら旧バスターズ出演者たちがカメオで出てるけど、えっ?ライミスどこに出ていたっけ?となるもエンドクレディットにハロルドライミスに捧ぐとあって、あっ亡くなったんだと思ったけれど、ライミスやアイヴァンライトマンの作品なんだか観たくなる。ライミスはナインティーズのコメディがやはりよいけれど、今世紀はあのデニーロをコメディのマネーメイキングトップスターに変身させたアナライズ・シリーズが特筆すべきものなのかも。

ライトマンは『夜霧のマンハッタン』、レッドフォードからヒッチコックのケーリーグラントのような外連味を引き出した(レッドフォードは裸足で散歩にしてもスティングにしても元々からこうした明るい役は得意ではあるけれど)。デブラウィンガー、とても綺麗だったな。『夜霧のマンハッタン』久しぶりに観たい。ライミスは『恋はデジャ・ブ』。同じ出来事が繰り返される、というセンスの先駆的な作品。本当の愛の意味を知るまで繰り返される、というストーリー的には先が読めるものあるのだけれど、ビルマーレイのおとぼけが光っているからやはりよい。アンディマクダウェル、とても綺麗だったな。『恋はデジャ・ブ』久しぶりに観たい。

ライトマンは『夜霧のマンハッタン』でヒッチコックのような作品をつくりたかったと言っていたけれど、なるほどなとなる。ライトマンはゼメキス同様にストーリーテリングにたけているなと思っていたけれど、ゼメキスも最終的にはヒッチコックのような作品をつくりたいと言っていたけれど、コメディにたけているヒトの究極はそこなのか、となる。ゼメキスのここ最近の作品はそうした目標に近づいている感じがする。ライミスは物語るというよりストラクチャーのヒトって感じで、当時は分かりづらかったけれど、いま改めて観ると、そこらへんに面白みを感じるかもしれない。








シガニーウィバーVSジェイミーリーカーティスというサイキックSFホラーが公開されたら、ロッテントメイトー大喜びのような気がするが、ライトマンVSライミス。どれがどっちの作品だろう。










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