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2018年03月06日23:50

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歴史之雑談帖(その200)―米空母レキシントンの船体発見

米空母レキシントン、と申しますと大東亜戦争当初の珊瑚海海戦で、世界初の空母同士の戦闘の結果、日本海軍の攻撃を受けて沈没した空母、としてわたくしの記憶にある軍艦、であります。今日でも大爆発を起こす壮絶な写真が伝えられておりますが、そのレキシントンの沈没船体が発見されたそうです。

<引用開始>


米空母「レキシントン」の残骸 豪州沖で発見 珊瑚海海戦で旧帝国海軍と史上初の空母戦を展開

太平洋戦争中の1942年、旧日本軍との戦闘で沈没した米空母「レキシントン」の残骸が4日、オーストラリア沖の珊瑚海で見つかった。米資産家ポール・アレン氏が6日までに、自身の調査チームが探査機を使い、北東部クイーンズランド州から800キロ沖の水深約3千メートルの海底で発見したと明らかにした。米メディアなどによると、「レディ・レックス」の愛称を持つレキシントンは42年5月、史上初の空母戦とされる「珊瑚海海戦」で旧日本軍の攻撃により激しく損傷。航行不能となり、別の米軍艦が意図的に沈没させた。2千人以上の乗組員が救助されたが、200人以上が死亡、航空機35機を積んでいた。

珊瑚海海戦では、レキシントンなどが旧日本軍によるオーストラリアやニューギニアへの進攻を阻止する役割を果たしたとされている。

<引用終了>

出典Web:http://www.sankei.com/world/news/180306/wor1803060042-n1.html

この海戦は、双方痛み分け(共に空母一隻が沈没)の結果ではありましたが、後から見るとその後のミッドウェー海戦での大敗につながる様な事象が、幾つかあったにも関わらず。当時の連合艦隊首脳部は、冷静に戦況の分析を行い、反省材料とすべき点をくみ取らなかった所は否めない所かと。。尤も国力(より具体的には経済力の)格差から、ミッドウェーの大敗が無くてもじりじりと追い込まれていった事は、想像に難くない所でありますね。
それにしてもポール・アレン氏は色々と見つけてくれますね。出来る事なら、悲運の空母信濃の船体発見にトライしてもらいたい所でありますが、どうでしょうか。
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