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2016年04月04日00:25

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点鬼簿之雑談帖(その62)―望月三起也氏の訃報

漫画家の望月三起也氏の訃報が伝えられました。ううむ。先達て某産経新聞のインタビューで、癌で余命宣告が出ているので、最後に新撰組を題材にした漫画を描きたい、と意欲的だった記事を読んだばかりだったのですが……嗚呼……

<引用開始>

漫画家の望月三起也さん死去 77歳 「ワイルド7」がヒット

1970年代にテレビでヒットした「ワイルド7」などで知られる漫画家の望月三起也(もちづき みきや)さんが3日午前7時56分、肺腺がんのため川崎市中原区の病院で死去した。77歳。横浜市出身。葬儀・告別式は近親者で行い、喪主は妻早苗(さなえ)さん。しのぶ会を後日開く。

1938年(昭和13)生まれ。高校卒業後、会社勤めを経て漫画家に。60年「特ダネを追え」でデビュー。64年に「秘密探偵JA」がヒットした。犯罪の限りを尽くした極道が一転して白バイの警察官になり、悪党を問答無用で倒す「ワイルド7」が人気となり、72年にテレビドラマ化された。

「ワイルド7」は10年連載が続き、2011年に俳優の瑛太主演で映画化された。

<引用終了>

出典Web:eb:http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/04/03/kiji/K20160403012337510.html

代表作、となると矢張りワイルド7、なのでしょうが、わたくし実はこの作品は余り好きではないのでありますね。寧ろ初期の作品ならば「秘密探偵JA」ですとか、「ケネディ騎士団」辺りが割に好きでした。代表作、ではないのかも知れませんが、「突撃ラーメン」(ある種の復讐譚)も割に好きでした。

昨日遅い昼食に何か買おう、と近所のコンビニエンス・ストアに出掛けたら、ワイルド7の単行本(確か昔のではなく新作版を収録したもの)が置いてあったのでペラペラめくって見て、画力や画風に変化のない事にちょっと驚いて(故横山光輝氏が後年『鉄人28号』の読み切り版や、桑田次郎氏の『エイトマン』完結編の加筆部分を読んで、タッチが変わってしまっていたに愕然とした覚えがあったので)、これなら本人が意欲を燃やしている、新撰組のお話(記憶に強く残っている訳ではないのですが、確かに読んだ記憶はあるので)の続編を読んでみたいもの、と思ったのですが。これ程早く訃報に接する事になるとは……

謹んで故人の御冥福を御祈り申し上げたく思う次第です。
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