先日ワインガルトナーが、日本の歌舞伎『菅原伝授手習鑑』の『寺子屋』の段に題材をとった、オペラ『寺子屋』のCDが発売されると云う話題を記しました。些か驚いた事に同じ『寺子屋』に題材をとった、オルフのオペラ『犠牲』のCDも発売されるそうです。おやまあ。
わたくしにとってオルフは、有名な『カルミナ・ブラーナ』くらいしか作品を知らないのですが、『寺子屋』の物語は、何か西洋人の琴線に触れるものがあるんですかね。しかも発売元はこれもワインガルトナーのオペラと同じ、CPOというのもわたくしの驚きの要素の一つ。果たして商売として成り立つのか、余計な御世話だとは思いますがちょっと心配になる所。
断片的な知識でしかありませんが、更に古くは関ヶ原の合戦前に、人質になる事を拒んで自害した細川ガラシャの御話がオペラになった事があると、確か某国営放送の『歴史秘話ヒストリア』で取り上げて居た記憶が。
オルフのこのオペラは、一体どんな仕上がりなんですかねえ。手を出そうとは思わないけれど、気になる所です。
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