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2015年12月01日23:52

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鉄道之雑談帖(その171)―北海道新幹線用の保守用車両

さて、北海道新幹線の開業も段々近づいてきました。現在は盛んに試験運転が行われているのでしょうが(その後余りニュースにならないので、良くは知らないのですが)、実際の営業運転が始まると同時に不可欠なのが、線路の保守点検。北海道の寒さはまた本州とは格段の違いがある様でして。

その昔の国鉄時代、北海道に特急電車を走らせる事になり、本州で使用されている特急電車に酷寒地対策を施した車両で運行を開始した事がありました。しかしそれでも基本が北海道仕様になっていなかったので、冬季の故障が頻発。結局専用車両の導入と相成った事がありました。保守車両も矢張りその辺を考慮した作りになっている様で。

<引用開始>

北海道新幹線、保守用機器を公開 除雪しながら線路点検

北海道旅客鉄道(JR北海道)は30日、函館新幹線総合車両所(七飯町)で2016年3月に開業する北海道新幹線の保守用機器を公開した。冬季は積雪寒冷地を走行するうえ、貨物列車と共用走行する区間はレールが片側3本引かれている特殊な構造を持つ。特別仕様の機器を導入して安全対策を進めている。北海道新幹線の営業時速は最高260キロメートル。時速200キロメートル以上で走行する区間では障害物がレールに落ちていないかを「確認車」で確認する必要がある。JR北海道は1台あたり約1億2千万円の確認車を計6台導入。冬季は前後に除雪装置を取り付けられ、積雪時でも支障物を検知できる。新幹線用除雪車や高所作業車なども公開した。

函館新幹線総合車両所は7月31日に開設。北海道新幹線で用いる車両「H5系」の日常的な検査から大規模な修繕までを担う道内唯一の総合車両基地だ。馬場正也副所長は「北海道で初めての新幹線で、全国にない共用走行というプレッシャーもある。なんとかクリアしてやっていきたい」と話した。

<引用終了>

出典Web:http://www.nikkei.com/article/DGXLZO94587790Q5A131C1L41000/?n_cid=TPRN0011

JR北海道は、組合が他のJR各社に比較して強いので、線路や車両の保守でトラブルが相次いでいますが、新幹線で手抜きに起因する事故が起きては大変なので、何とかメンテナンスにも力を入れて貰いたい所です。
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