ご心配をおかけしましたが、ようやく体温が37度切って、平常活動が行える感じになってきました。
朝の5時半に目が覚めたので、洗濯して久しぶりに布団干して、「お日様って気持ちいいーっ」を実感。
(なんて単純な人間でしょう)
そこそこ元気になったとはいえ、映画館等にはいけないので手持ちのソフトからチョイスして鑑賞。
『
ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』
人生のイベントは数あれど結婚式ほどバリエーションがあり、準備から当日まで楽しみと不安が入り混じるものもそうはあるまい、それゆえドラマが起きやすいのか…。
結婚式をメインにしたこのコメディ映画は『ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』が引き合いに出される記載も見うけられるが、確かに頷ける点がある。
結婚式前後のバカ騒ぎ、気の置けない親友たち、下品過ぎるシモネタの数々、それとサプライズ(笑)。
花嫁となるリリアンの<花嫁介添人>に選ばれ張り切る幼馴染アニー。彼女が最近リリアンと親友になったヘレンに子どもじみた態度で対抗するのには苦笑いするしかないが、それでも憎みきれないのは演じたクリステン・ウィグのエッジギリギリに立っている危うさと愛らしさがにじみ出ていたためか。
キチンとした才能もあり、“そこそこ”の美貌もあるのに、過去に失敗したトラウマからか、人生に前向きになれないダメ人間で過ごすことに甘んじているアニー。
後ろ向きの生き方しかしていない時にはせっかくのチャンスが来ても台無しにしてしまう警告もこめて力強いメッセージが伝わる。
ただ気になるのは、ひとつのシークエンスを長々と引っ張ること。登場人物が多いためそれぞれにスペースをさいて描くとなると時間がかかるのは理解できなくもないが、この手の話で2時間越えは正直長いと思う。(丸々カットしても良いのでは?…と思える箇所も)
個人的にはアニーのキモいセフレがツボだったけど、助演女優賞にノミネートされたメーガン役のメリッサ・マッカーシーの破壊力には拍手(するしかない。)
(4月28日より公開)
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