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2011年08月15日15:17

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終戦記念日特集〜脱欧米帰亜

 ここで一つ、少し思い切ったネタを。

 日本が一度、軍事路線へと踏み入れ、欧米諸国が仕出かした蛮行を真似たような形となってしまったりしました。明治期に「富国強兵」というスローガンを建てて「脱亜入欧(だつあにゅうおう)」という形でゴリ押し的な近代化をとりつづけてきたのですが、このような路線はもはや「時代遅れ」にして「許されざるもの」としか言いようがありません。日本は元々アジアの一部であり、古くは隣国である中国・韓国と友好的関係を持っていたのを、20世紀前半辺りに「大東亜共生圏」という名目で他国の領土を「占領」したりするという「欧米的蛮行」をしたりしました。このような過去があるために、未だに中国・韓国など近隣諸国からの「恨み節」とか、あるいは「反日感情」が付いて回ったりしています(靖国神社参拝・尖閣諸島を巡る問題など)。

 改めて、藤原正彦教授の著書「国家の品格」から一部を引用してみます。日中戦争について下記のように触れています。
「挑発に乗って当時の中国に攻め込めば負ける筈は無い。そもそも中国には空軍さえほとんどないのですから。(中略)赤子の手をひねるような戦争をしていたから、陸軍装備の近代化が遅れ、ノモンハンではソ連の機甲師団に仰天してしまったのです。無意味で恥ずべき関東軍の暴走でした。だから、天皇・政府・陸軍のすべてが深入りすることに反対したのです。このような弱い者いじめをしたというのは、日本の歴史の汚点です。明治以来、欧米の列強が例外なく弱い者いじめという卑怯に走っていたとはいえ、この日本までがそれにならったということは、武士道精神が廃れつつあったことの証拠です」

 経済の仕組みまで欧米の例を真似た結果(この場合、市場経済的資本主義)、最終的に国内の情緒や倫理・品位・道徳が崩壊するに至ったようなものです。やたらなる『猿真似(裁判員裁判・高速道路無料化など)』は、自国の美風を犠牲にしかねないものがあります。

 そろそろ、「脱欧米帰亜」へと切り替えるべきでは無いでしょうか?





66回目の終戦記念日 追悼式へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1707417&media_id=4
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