わ【綿で鉄を縛る】解説 軟弱なS男が気の強いМ女を縛っている様子。 綿で鉄を縛ったところで持ち上げることも出来なければ、移動することも出来ない。ただ、綺麗には飾ることが出来るだけ。と、いうところから、縛るだけで何も出来ない男が縛らせることは
ろ【ローカルの棚ぼた】解説 エロ雑誌業界用語。エロ本は売れるとすぐに亜流雑誌が溢れてしまい結果売れなくなる。しかし、あまりにローカルな性を扱っても需要がない。需要がないはずのローカルな性が、しかし、売れることがある。この様子を言う。
れ【レールが違うだけ】解説 エロ雑誌業界用語。セックス、スワップ、SМ、フェティシズムと、いろいろ性癖が分かれても、エロ本の作り方は、都合の良い女がたまたま美人という設定でいいのだ、という意味。
り【利あれば股ゆるむ。利なくば貞操あり】解説 貞操観念などと言うが、所詮は損得勘定だという意味。例「私、不倫とか絶対に無理です」「そうですか、残念だなあ、高級フレンチからのスイートルームだったんですが」「でも、利あれば股ゆるむ、と、言います
ら【乱交好きのセックス嫌い】解説 複数でのセックスは大好きなのに、二人きりになると、いっさいセックスをしなくなる男女のこと。そこから、目立ちたいだけで、好きでもないことを好きだと言っている人のことを、こう言う。例「私もあの映画は三回も観まし
よ【横綱女に短小届かず】解説 デブ専の男が横綱クラスの女と行為に及ぼうとするも、自分のモノが短か過ぎるために何も出来ないことから、身の程を知らない男の性の行為のこと。例「あれでSって言ってるんだ、あの男」「横綱女に短小届かずだよなあ」
ゆ【幽霊相手に露出する】解説 露出痴漢はその行為に熱中するあまり、目の前にいるのが女の幽霊であったとしても、それに気づくこともなく露出行為をするだろうと言われている。その露出痴漢の行為から、愚かな性の行為のことをこのように言うようになったも
や【やらせリアル】解説 エロ雑誌業界用語。エロ雑誌業界では、やらせは当たり前の行為である。さらに、やらせと称して本当に何かをするのも、また、当たり前の行為であった。例「本番NGなんだろう、今日のモデル」「そこは、もう、やらせリアルってことで
も【文字褌】解説 エロ雑誌業界用語。女性器の部分にキャッチなどの文章を被せて、ワイセツ部分を文字で隠すこと。
め【眼鏡優先】解説 エロ雑誌業界用語。多くのエロ雑誌は女体の部位にエロを求めるように作られた。そんな中、女性の知性とか職業にエロを求める雑誌があり、これを知性の象徴としての眼鏡から「眼鏡優先」で雑誌を作っていると言われていた。
む【ムード図版】 エロ雑誌業界用語。写真でもグラフでもなく、ワンポイントで無意味なイラストを掲載すること。本文とも、写真とも関連のないケースから、このように呼ばれた。主に使われていたものに、ペン、弓、花火、本、便箋と封筒などがある。
み【淫ら文庫】 エロ雑誌業界用語。エログラビアを中心としたグラビア、読者投稿全盛期に、エロ小説のみで勝負をしていた出版社がいくつかあった。それらは文庫ながらに作家が書き下ろした原稿を使うなど、さまざまなアイディアを駆使し、写真映像中心のエロ
ま【曼荼羅効果】解説 エロ雑誌業界用語。曼荼羅とはいっさい関係ない。 雑誌の売り上げが好調な理由をワイセツ部位の露出の際どさと多さだと揶揄するときに使う言葉。例「あの雑誌は企画力で売れてるんじゃないよ。ただの曼荼羅効果だよ」
ほ【惚れた腫れたは穴までの命】解説 性的関係を持ってしまえば、たいていの恋は醒めるということ。
ふ【不幸は身から】解説 たいていの人は自分の不幸は誰かのせいだと考えるが、たいていの不幸の原因は自分自身にあるというたとえ。
友が死んだ。彼との最初の出会いの会話を忘れはしない。彼は筆者の暴力的な態度に、屈することのない男だった。それは彼が強かったからではない。彼に少しの悪意もなかったからだ、それだけで彼は筆者に対峙したのだ。 筆者はそれを感じ取った。その瞬間に
「だらだらとした関係は嫌なの。けじめを付けましょう。だから、あなたにカギは渡さない」 そう言って私は彼を一人暮らしの自分の部屋に上げた。本当はそれもしたくなかった。男と会うのは外がいい。三十歳を過ぎて貞操を守りたいとか、そんなつまらないこ
ひ【他人の蜜ほど甘いものだが、奪ったところで同じ蜜】解説 他人の恋人は良さそうに思えるが、実際に、その相手と付き合ってみると、それまでに自分が付き合っていた相手とそう変わるものでもないということわり。
は【恥は異なもの乙なもの】解説 恥知らずな人には精神的な性の快楽は分からない。だからといって、恥を畏れて遠ざけていても性的な快楽は分からない。性と羞恥のその微妙な関係をこのように表現したもの。