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日記一覧

「十戒」夕木春央
2023年10月31日15:53

・十戒(23) 作:夕木春央「方舟」の作者の新刊だ。リゾート開発のため、9人の男女が無人島を訪れた。小屋には大量の爆薬が蓄積されていた。1人が殺され、犯人からの通告文が表示される。犯人を探してはならない、外部と連絡してはならない。違反すれば爆破す

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ゴープリの単独映画だ。『映画 GO!プリンセスプリキュア GO!GO!! 豪華三本立て!!!』(2015)ボリューム満点の劇場版ゴープリ。収録順に紹介する。「キュアフローラといたずらかがみ」SDキャラのCGアニメ。何とサイレントだ。セリフがない。フローラが鏡を眺

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『顔』『球形の荒野』
2023年10月29日14:28

松本清張の松竹映画つづきです。『顔』(57) 監督:大曽根辰保本作が最も古いようだ。もちろんモノクロである。原作は、殺人犯が現場を目撃されてしまう。目撃者は犯人の顔を覚えていない。だが売れない役者だった犯人が映画に出たことで、目撃者の記憶が蘇って

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白菜旨煮を作るために、生まれて初めて片栗粉という物を購入した。デンプンの粉のことか。やっぱり材料は正直に揃えた方が上手くできるな。でも、他に使えるレシピを知らないので、持て余しそう。松竹の松本清張映画の続き。『波の塔』(60) 監督:中村登若手検

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プリキュアのクロスオーバー映画と推しキュア映画はだいたい見たので、それ以外の単発映画をレビューしよう。『映画スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪』(2011)本編が今一つなので、映画もそれなりだ。キュアミューズは最初から登場

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存在自体が笑える漫画
2023年10月26日16:48

・純情パイン完全版 作:尾玉なみえ本自体がギャグになっている。作者はジャンプで三回連続打ち切りを食らった人だ。普通は打ち切り作家は忘れられるものだが、三回も続いたので有名になった。これが最初の作品。小学生の少年みつおと少女みちるが合体して巨

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アニメ『魍魎の匣』
2023年10月25日16:59

『魍魎の匣』(08)アニメ全13話京極夏彦を検索していて、思い出した。昔ちょっと心が動いたのだが、忘れていた。15年も前か。幸いブルーレイが残っていたので、さっそく購入して見た。プロローグは久保の小説だ。生首少女の「ほう」はアニメで見ると、けっこ

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漫画レビューの続き。・SANDA 10巻「なまはげ」を始めとする来訪神が続々と登場する。サンタて来訪神だったのか。ほとんど知らない奴ばかりで、興味深い。赤衣の特捜隊との戦争が始まりそうだ。風変わりな異能バトルになりそうだ。★★★★・スターリングラー

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愛読続行中の漫画最新刊がどれも面白く、ご機嫌だ。・WITCH WATCH 13巻緩急の振れ幅が見事だ。ギャグとシリアスがこれほど一本の作品に盛り込まれているのは、現役では本作くらいだろう。13巻はことのほか鮮やかだった。ニコの恋バナから始まって中盤でギャグ

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念願のプリキュア全シリーズ視聴を達成した。『魔法つかいプリキュア』(16-17)37話から50話ブルーレイ4巻を見終わった。魔法界のカボチャ祭りとか、お泊まり会とか、リコの誕生日など、楽しいイベントが続く。特に46話は魔法界から出動するサンタクロースの話

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マーベルのヒーロー映画から、スパイダーマン出演作を二本見た。『シビル・ウォー』(16) 監督:アンソニー・ルッソアベンジャーズが国連の管理下に置かれることになった。アイアンマンは従うつもりだが、キャプテン・アメリカは反発し、ヒーローたちは二派に分

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『ジャスティス・リーグ』(17) 監督:ザック・スナイダーダイアナ(ワンダーウーマン)がテロリストを蹴散らす幕開けに始まる。連続アクションは普通に面白い。次元を越えられるフラッシュにサイボーグとアクアマンが参戦する。人数を増やせば盛り上がるというも

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『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(16) 監督:ザック・スナイダーDCコミックス系列のヒーロー映画。長大な連続ドラマになっていて、いきなり都市が半壊している。単独の映画として評価しづらいが、超人VS科学力を駆使する常人の対決は新鮮で見

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紀伊国屋で衝動買いした。通販で探すほどの関心は無い題材でも、思わぬ良書に巡り会うことがあるから、やはり実体本屋は必要だな。・検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?岩波ブックレット 著:小野寺拓也 田野大輔120ページの薄い本で、読みやすい。分厚い

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松本清張の小説はどれも面白い。たまに外れもあるけど、作品数の多さを考慮すると驚異的なヒット率である。映画も基本的に出来が良い。監督や女優で見る作品を選んできたが、全部見ることにした。『けものみち』(65東宝) 監督:須川栄三民子(池内淳子)は、ホテ

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『黒い画集 ある遭難』
2023年10月16日17:19

『黒い画集 ある遭難』(61) 監督:杉江敏男東宝の「黒い画集」三本目だ。主演の伊藤久哉はいわゆる大部屋俳優で、本作が生涯唯一の主演作だそうな。職場仲間の三人のパーティーが鹿島槍で遭難し、メンバーのひとり岩瀬が低体温症で死亡した。なぜ登山経験の豊

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東宝も松本清張作品を映画化している。短編集「黒い画集」を元にした映画が三本ある。『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(60)監督:堀川弘道中堅企業課長の石野(小林桂樹)は、部下の節子(原知佐子)を愛人にしている。ある日、節子のアパートの近くで隣人に出

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松本清張の映画化と言えば、松竹のイメージである。しかし調べてみると、最大の作品数を誇るのは松竹だが、大手各社が競い会うように清張作品を制作している。当時は大流行作家だったので、当然と言えるか。『点と線』(58東映) 監督:小林恒夫日本ミステリに変

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「鵼の碑」
2023年10月13日17:47

・鵼の碑 作:京極夏彦やっと読み終わった。17年ぶりの新刊だ。自分の日記で確認したら確かに前作を読んだのは17年前だ。当時の高校生が30代だぞ。年取って体感時間が速くなっているので、さほど昔と思えないのが怖い。日光東照宮の来歴が興味深い。仏教

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映画が一段落したので、読書を進めたい。が、問題が生じた。吉村昭読破計画の掉尾を飾る「ふぉん・しいほるとの娘」は、吉村長編の中でも最長で文庫上下1400ページ近い。取りかかったところで、愛読作家の新刊が続々と現れた。先に読みかけを片付けようとも思

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『ジュマンジ』
2023年10月11日19:40

『ジュマンジ』(95) 監督:ジョー・ジョンストンヒーロー映画を探していて偶然見つけたので買った。イベントが現実に起こるボードゲームと聞いて、サスペンス満載のデスゲームを期待したが、全然違う。ゲームは単なるスゴロクで 、駆け引き要素は皆無。人食い

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プリキュア本編は制覇したので、映画版も見ることにした。スプラッシュスターの「時計の国」だけは売り切れで入手できない。あまり高くなければ中古でもいいが。それ以外は全部買った。まず二本レビューします。『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバ

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つべ動画で白菜と豚肉の旨煮のレシピを見て、作ってみた。これが旨い。白菜を斜めに削ぎ切りにするのと鰹節をひとつまみ入れること、あと肉に酒と塩で下味をつけておくのがポイントだ。片栗粉が無かったのでとろみがつかず、具だくさんのスープぽくなったが、

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では最後の三本。『スパイダーマン ホームカミング』(17)監督:ジョン・ワッツ 主演:トム・ホランド監督と主要キャストは三作とも同じ。歴代で最も子供っぽいピーターで、身分は高校生のまま。学園生活が中心になる。貧乏描写はなくなり、アン叔母さんが若くな

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シーズン2という表現は妥当なのか。無印三部作に続く二作をレビューします。『アメイジング・スパイダーマン』(12)監督:マーク・ウェブ 主演:アンドリュー・ガーフィールド ヒロインのグウェン・ステイシーを演じるエマ・ストーンは金髪美人で、ミュージカル

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SONYのスパイダーマン BOX8作を一気に見た。まず最初の三部作から。『スパイダーマン』(02) 監督:サム・ライミ主役はトビー・マグワイア、 MJはキルスティン・ダンスト。監督と配役は3まで同じ。本作のみ劇場で見ている。初めて見るクモ糸による立体移動に感

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アメコミヒーローは専門外なので、映画をあまり見ていない。町山智宏の本を読んで気になったので、チェックすることにした。『ワンダーウーマン』(2017) 監督:パティ・ジェンキンス近年のアメリカ映画は見ている人が多いから、説明はいらないね。アマゾン族の

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『天城越え』(83) 監督:三村晴彦印刷所を営む小野寺(平幹二朗)の元を、引退した老刑事・田島(渡瀬恒彦)が訪れる。捜査の回顧録を作りたいと言うのだ。そこには40年前に小野寺自身が関わった天城峠の殺人事件が記載されていた。戦争中、14歳の少年だった小野寺

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まとめて5本買った清張松竹映画の4番目だ。現実の時系列では、最後の作品になる。『彩り河』(84) 監督: 三村晴彦ううむ、これはひどい。原作は配車係のジョーと料金所係員の井川が巨悪に挑むというシンプルで痛快な傑作だった。映画は視点人物が定まらず、余

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『風の視線』(63) 監督:川頭義郎冒頭に雪の上に倒れた死体が登場するが、ただ浮気旅行の最中に自殺に出会ったというだけで、事件にはならない。原作は浮気と三角関係を扱った恋愛小説で、清張にしては凡作だ。映画もほぼ原作通り。竜崎という最悪の昭和オヤジ

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