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2023年10月08日20:09

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『スパイダーマン』ジョン・ワッツ版三部作

では最後の三本。
『スパイダーマン ホームカミング』(17)
監督:ジョン・ワッツ 主演:トム・ホランド
監督と主要キャストは三作とも同じ。
歴代で最も子供っぽいピーターで、身分は高校生のまま。学園生活が中心になる。貧乏描写はなくなり、アン叔母さんが若くなった。親友のネッドは肥満体のオタクで、ハリーのような影はなく、陽性の愉快な奴だ。

それ以外の大きな違いは、アベンジャーズとの関わりだ。他のヒーロー作品の流れに組み込まれている。大河ドラマは結構だが、単独での評価が難しいな。いずれ全部見て流れを把握せねば。
スーツはお手製ではなく、特殊な機能がある。別の作品みたいだ。ヴィランのバルチャーは、ヒロイン・リズ(ローラ・ハリアー)の父だ。
色々戸惑うことが多いけど、切断されたフェリーを救出し、ジェット機の上で格闘を繰り広げ、アクションは充実している。
★★★★

『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』(19)
ヨーロッパロケが豪華で楽しい。MJはアフリカ系ダブルのゼンデイヤが演じる。180センチの長身モデルだ。
ヴィランはミステリオ。映像で幻惑するユニークな敵だ。アイデアは優れているが、物凄いバトルを披露しておいて、作中で「トリックだよ」と言うのはどうだろう。私は興醒めだった。だって怪獣映画の出演者が「あんなの着ぐるみだ」と言い出すのと同じだろう。
見所は多いが、評価は普通で。★★★

『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』(21)
マルチ・バースとの扉が開き、過去2シーズンのヴィランとスパイダーマンが現れる。反則気味のドタバタ劇だ。プリキュアや戦隊の共演作とは違って、本来は交わるはずのない世界なのだが。まあでもトリプルスパイダーマンの共闘は圧巻だった。登場順にナンバーをつけると技の1号力の2号ハイテクの3号と言ったところか。
ヴィランを治療して送り返すという趣向は爽やかで、後味の良い締めくくりとなった。★★★★
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