マーベルのヒーロー映画から、スパイダーマン出演作を二本見た。
『シビル・ウォー』(16) 監督:アンソニー・ルッソ
アベンジャーズが国連の管理下に置かれることになった。アイアンマンは従うつもりだが、キャプテン・アメリカは反発し、ヒーローたちは二派に分かれて争う。
背景が色々あるみたいだが、本作が初見だ。でも、元々単純な話の集合体だから、理解には困らない。ただ個々のヒーローに思い入れがないので、議論したり悩んだりされても一向に気分が高揚しない。これがキカイダーとアクマイザー3が対立する話なら、鼻血が出るほど興奮するのだが。東映もその気になればアメコミに負けないコンテンツを持っているのだから、オールライダーばかりやらずに全ヒーロー集合映画を作ればいいのに。
アントマンやブラックパンサーがわりと気に入った。ラストの壮大な仲間割れは見応えあり。★★★
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
強敵サノスによって、世界の半分が滅びた。ヒーローたちは過去にタイムトラベルして、6つのパワーストーンを集め、世界を復元しようと目論む。
根底にSFがあるので、なかなか面白かった。最終決戦は圧巻の物量戦で、否応なく盛り上がる。ヒーローのアクションを堪能した。でも、これで腹いっぱい。★★★★
ログインしてコメントを確認・投稿する