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日記一覧

ルカ誕/『狸の大将』
2024年01月31日14:47

ルカさん誕生日おめでとう。クリプトン勢はミク以外は冬場にバースデーが集中している。『狸の大将』(65) 監督:山本嘉次郎「裸の大将」と間違えて買ってしまった。主演が同じだし、一字違いだったので。間抜けな経緯だったが、知らない映画に出会えて良かった

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『首』(1968)
2024年01月30日22:13

『首』(1968) 監督:森谷司郎 脚本:橋本忍「首」と言っても、北野武の残酷歴史劇ではない。橋本忍脚本のモノクロ映画である。1944年小さな炭鉱の先山が、警察に留置中に不審死を遂げた。警察は脳溢血と言い張るが、弁護士の正木(小林桂樹)は、殴り殺されたこと

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『DESTINY 鎌倉ものがたり』(2017) 監督:山崎貴原作はずっと愛読している。映画化するには、漫画のネタを取り入れながらオリジナルの話を作る必要がある。それは理解できるが、どうにも違和感が残る。原作の不可思議ミステリの風味が全く生かされていない。亜

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『砂の器』
2024年01月28日18:57

『砂の器』(74) 監督:野村芳太郎「八甲田山」と同様に橋本忍が製作と脚本を担当した作品だ。原作は松本清張。小説は犯罪の動機を突き止めることで、暗い日本の裏面史が浮き上がる社会派推理の傑作だ。映画は謎解きに加えて父と子の絆に注目し、重厚な大作とし

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『八甲田山』
2024年01月27日19:12

『八甲田山』(77) 製作・脚本:橋本忍 監督:森谷司郎日露戦争を睨んだ耐寒訓練と陸上輸送ルート確保のため、青森第五連隊と弘前三十一連隊は、真冬の八甲田山を横断することになった。弘前隊27名は苦難の末全員生還したが、青森隊は210名中196名以上が死亡とい

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フリーレンがMMDになっている。リーニエちゃんの「可愛くてごめん」と「超絶かわいいアウラちゃん」が特にお勧め。検索して見てください。しかし、いつもながらクリエイティブなオタクは仕事が早いなあ。作画は公式と区別がつかないレベルだ。『八つ墓村』(77

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・うどん キツネつきの(2014) 作:高山羽根子変なタイトルが気になったので、本屋で衝動買いした。勘が当たって、かなり好みだった。表題作は、三姉妹が動物を育てる。唐突なオチがつくけど、本筋と関係あるかどうかわからない。「シキ零レイ零 ミドリ荘」ボロ

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『私は貝になりたい』
2024年01月24日21:04

『私は貝になりたい』(59) 脚本・監督:橋本忍橋本忍脚本の映画を追いかけている。本作は先にテレビドラマを放映した後で、映画化の際に監督も兼任している。有名な話だから内容は知っているが、想像以上に衝撃的な作品だった。床屋の佐藤(フランキー堺)は、し

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3月31日に武道館でミクフェスティバルが開かれる。例によって海外の携帯は受け付けない。ボカロPの名が十人くらい並んでいて、バーチャルシンガー「も」出演します、とある。純粋なミクライブじゃないのか。人間のトークや歌が続くなら、スルーでいいかな。

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「世界はゴ冗談」
2024年01月22日18:16

・世界はゴ冗談(2015)作:筒井康隆短編九篇とエッセイ一篇を収録した本だ。いつもの筒井タッチの作はどれも面白い。『ぺニスに命中』痴呆老人が「私はボケてない」と主張しながら暴れまわる。みんなそう思ってるんだろうな。『不在』は意識不明の男が異世界を

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暖房と保温ポットを切ってくるのを忘れた。警備会社の緊急通報は0120で始まる無料電話だが、これが海外からは繋がらない。焦ってBJさんに泣きつこうとしたが、会社に普通に電話したら通じた。「熱の出るものを全部切ってくれ」と頼み、即解決。やれやれ。出発

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シンガポール到着
2024年01月20日17:08

二週間遅れたけど、やっと清潔で暖かいシンガポールに戻れた。

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『オトナプリキュア'23』
2024年01月19日15:21

『オトナプリキュア'23』全12話注目の「プリキュア5」続編大人版だ。第一話の飲み会で、メンバーのそれぞれが中学時代の夢を叶えたものの、みんな壁に突き当たっていることがわかる。厳しい現実に希望を砕かれる鬱展開になるかと心配したが、全員が変身したし

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・名探偵じゃなくても(23) 作: 小西マサテルいきなりですが、読まないことをお勧めします。前作がけっこう面白かったので、買ってしまった。第一作でアイデアを使い果たしたのだろう。凡庸で退屈だ。乏しいネタを補うつもりか、サブカルチャーの話題がめった

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「変な家」「変な絵」
2024年01月17日20:29

・変な家 (2021) 作:雨穴平積みになって大型書店で推されている。ネットで書かれた作品だ。ホラー作家と紹介されているが、スーパーナチュラルは出てこないから、ミステリーだろう。家の間取り図が鍵となる珍しい趣向だ。妄想と大差ない推察が的中したり、都

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昨日は映画館で過ごした。まず『ゴジラー1.0』の三回目。白黒版を見た。渋くて良い味わいだが、カラーをもう一度見たくなったな。山崎監督は作家性が乏しい代わりに、人が作った良作のエッセンスを汲み取る感覚がずば抜けている。職人型の極致と言うべき存在

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「ぼんぼん彩句」
2024年01月15日22:35

・ぼんぼん彩句(23) 作:宮部みゆき作者は仲間内で俳句の会を持っている。十二句の俳句に自分の解釈で十二本の短編を書いた。ユニークな趣向である。アイデアの豊富さと文章の切れ味が無ければできることではない。現役作家でこんな技を持つのは作者だけだろう

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「スカルマン」作:島本和彦 愛蔵版全三巻石森章太郎の短編はリアルタイムで読んだ。女優を殺したあと窓から逆さ吊りにする。ネグリジェがめくれてピンク色のパンツが丸見えになっている画面は、衝撃的だった。よく少年マガジンに載せたものだ。異色のダークヒ

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再び心斎橋シネマートへ。『コンクリートユートピア』(23)韓国映画監督:オム・テファソウルが大地震に襲われ、ほとんどの建物が倒壊した。奇跡的に倒壊を免れたファングンアパートでは、住民たちの自治組織が発足した。いち早く火災の消火に活躍したヨンタク(

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「モナドの領域」
2024年01月12日19:29

・モナドの領域(2015) 作:筒井康隆枕元に十年近く積んでいた本だ。川原に女の片腕が落ちていた。同じ頃、近くの手作りパン屋で腕を模したパンを作るアルバイトが現れる。筒井流神学SF 。と言っていいのか。大学教授に憑依した神様が世間を騒がせる。理にかな

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『愛の戦士レインボーマン』(72-73) 全52話七通りに変化するヒーローは、おそらく日本初のフォームチェンジだ。設定に惹かれて全編視聴を試みては何度も挫折している。今回暇に任せてやっとコンプリートした。過去に挫折した理由がわかった。つまらないのだ。

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シネマート心斎橋というアジアンエンタメに特化した映画館に行ってきた。韓国映画や中国映画は以前ほど一般のシネコンでやってくれないので、こういう劇場はありがたい。応援せねば。『シャクラ』(2022)制作:王晶 監督・主演:ドニー・イェン アクション監督:

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「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」三回目に行ってきた。沙代ちゃんが可哀想可愛い。凶悪だけど。チビ爺はすべてのフィクションを通してトップクラスの憎らしさだな。最新のミステリ風味オカルトアクションを堪能させてくれる傑作なのに、貸本時代の怪奇譚に自然に繋

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「カーテンコール」
2024年01月08日16:05

・カーテンコール(23) 作:筒井康隆26編収録の掌編集だ。不条理や実験的手法は控えめで、読みやすい。ドタバタSFではなく一般の文学に近いが、どこかに若い頃愛読した筒井テイストが残っており、心嬉しい作品集だった。印象に残る作品は、「白蛇姫」軍歌の不謹

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・1985年のクラッシュ・ギャルズ 著:柳澤健私はプロレスファンだが、女子プロレスはほとんど見ていない。クラッシュ・ギャルズがこんなに人気を博していたとは、本書で初めて知った。女であることに不安と不満を抱く少女たちが、女を超越したクラッシュ・ギャ

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昨日観てきた。朝一回しかやってない。危うく見逃すところだった。久しぶりに命の洗濯が出来た。『仮面ライダー THE WINTER MOVIE 最強ケミーガッチャ大作戦』監督:山口恭平レベルナンバー10のクロスウィザードが、宝太郎たちにゲームを仕掛ける。別の世界か

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日航機が海上保安庁の飛行機に衝突した事故で、旅客機に死者が一人も出なかった。避難誘導が優秀で誠実なことは間違いない。でも事故の直後に手放し絶賛するのは、ちょっと違うんじゃないか。「だから日本人はエライ」と言いたいのか。そもそも着陸する飛行機

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母を整形外科外来へ連れていった。正月明けで患者が殺到し、4時間かかった。出直したところでどうせ受診は必要だから、我慢して待つしかない。長年待たせる側だったが、患者の立場で待つ立場になった。しんどいけど、医師の大変さはよく知っているので、文句

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『ルパン三世 THE FIRST』
2024年01月03日13:26

『ルパン三世 THE FIRST』(2019)監督:山崎貴ルパン三世初のCGアニメだそうな。舞台は1960年代。怪盗コメディが成立するギリギリの年代である。確かにルパン一家とネット時代は合わないので、正解だろう。超エネルギーを秘めた宝を巡ってナチス残党と戦う。「

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『リターナー』
2024年01月02日20:35

山崎貴監督の二本目。『リターナー』(2002)ミヤモト(金城武)が人身売買団のアジトに殴りこんでいる最中に、未来から少女ミリ(鈴木杏)が乱入してくる。彼女は未来で猛威を振るっているエイリアンの最初の一人を殺しに来たのだ。香港映画ばりのアクションから始

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