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日記一覧

「昭和怪事件案内」漫画
2024年02月29日19:52

「昭和怪事件案内」作:ドリヤス工場新人編集者を先輩が指導するという形式で昭和の有名な事件三十選を紹介する。「津山三十人殺し」「下山事件」といった有名な大事件から「忠犬ハチ公」「南極犬タロとジロ」のような事件とは呼べないほのぼの系まで、幅広く

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馬場さんの絵本
2024年02月28日23:54

「うえをむいてあるこう」ジャイアント馬場の伝記絵本である。坂本九のヒット曲をタイトルにしている。馬場さんとあの曲には特に関係ないと思うが、流行った時代が同じだし分かりやすいから、これでいいのか。偉人の仲間入りしたみたいで、嬉しい本である。絵

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「孔雀屋敷」
2024年02月27日22:17

・孔雀屋敷 作:イーデン・フィルポッツ江戸川乱歩やエラリー・クイーンが絶讚した作家だ。長編「赤毛のレドメイン家」を若いころ読んだが、暗くて退屈という印象しか残らなかった。本書は1910年から20年代に書かれた6篇を収録した短編集である。意外にも面白

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『風雲ライオン丸』
2024年02月26日21:52

『風雲ライオン丸』(73) 全25話ヒット作「怪傑ライオン丸」の後番組だ。異色作と言うより珍作で駄作である。主演俳優は同じで名前も獅子丸だが、前作とは別人で世界観も繋がっていない。兄の仇討ちという名分はあるが、マントルゴッドと戦う動機が今一つわか

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日本との往復が応えたのか、風邪引いてしんどい。鼻水が際限なく出る。「ドッグスレッド」2巻まで 作:野田サトル金カム作者の新作は、アイスホッケー漫画だ。珍しい題材だし、あの画力だから迫力はある。んーー、でもなあ言っちゃ何だけどたかがスポーツだろ

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富野さんが仕切ったアニメシリーズは、ガンダム系を始めとしてほぼ網羅している。鑑賞した総量からは信者を名乗らせてもらっていいだろう。ただし、何でも無条件に肯定すると言う意味の信者ではない。『機動戦士Vガンダム』(93-94) 全51話アニメを見なくなっ

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「残酷な方程式」
2024年02月23日21:47

・残酷な方程式 作:ロバート・シェクリー日本SF黎明期に翻訳され、SFの面白さを伝えた作家の一人だ。ブラウンやブラッドベリはリアルタイムで読んだけど、シェクリーは読むのが遅れたので、あまり鮮やかな印象はない。それでもアイデア一発の奇想小説は、けっ

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シンガポールの自宅にいます。最高にくだらない雑用で日本を往復して、やや寝不足ぎみ。映画「ゴールデンカムイ」を劇場で観れたのと雪ミクガチャが収穫でした。本日は報告のみ。

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『仮面ライダー555 パラダイスリゲインド』なんばシネパークスで見てきた。テレビシリーズの続編である。二十年目の続編て作る意味があるんだろうか。オルフェノクが集まってスマートブレイン社に対抗するのはいいが、状況が劇的に変わるわけではなく、空しさ

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「老神介護」
2024年02月20日20:30

・老神介護(22) 作:劉慈欣五篇収録の短編集。相変わらず中身が濃い。表題作は造物主たちが老いぼれて、庇護を求めてくる。狭量な一神教の人に読ませて反応を見たい。お笑いホラ話と見せかけて、最後に語られる宇宙観はシリアスで厳しい。「三体」に通じるもの

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悪臭から解放された
2024年02月19日23:43

母が構っていた野良猫はトイレの躾ができておらず、家に尿臭が立ち込めている。三週間も放置したから出ていったと思ったら、鰹節の袋や菓子を食い散らかし、おまけに律儀に家の中で大小便をやらかしている。餌は庭先に置いて、出入口を障害物で塞いだ。無理な

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二本目。『ゴールデンカムイ』監督:久保茂昭いやあ面白い。噂にたがわぬ出来の良さだ。二百三高地の塹壕戦、杉元の三角飛び。続いて雪原におけるヒグマとの死闘で魂を持っていかれた。改めて良くできた話だ。刺青人皮という猟奇的な題材が陰にこもらず、未来

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アポロシネマで二本見てきた。鬼滅とゴールデンカムイだ。絶対に見たい映画をクリアしたのでひと安心。まず鬼滅の話から。『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』テレビで放映したアニメを映画館で見るのは、昭和の定番だった。「東映まんが祭り」など、アニ

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大阪の家にいます。予想より暖かくて助かる。片付けようと思ったが、猫トイレの傍が臭すぎて触る気になれない。清掃の人に任せよう。やれやれ、とんだ置き土産だ。臭い話題をもうひとつ。相沢友子が袋叩きに会ってるね。「セクシー田中さん」は漫画もドラマも

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某日本人SF作家の発言
2024年02月15日08:45

「流浪地球」を読むと山本弘の「地球移動作戦」を思い出す。山本の作品は単に「放浪惑星をかわす」話で、東宝映画「妖星ゴラス」と同じ。スケールでは比較にならない。どこで読んだか忘れたけど、山本弘が「中国人が書いた小説なんか読みたくない」と発言して

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「流浪地球」
2024年02月14日21:04

・流浪地球(22) 作:劉慈欣単行本出版を見逃してしまい、文庫で読んだ。表題作は太陽の巨星化から逃れるため、地球にエンジンを着けて脱出する。最終目標はケンタウリの軌道に乗って惑星になること。自転を止めるため昼が続く。あまりのスケールに唖然とする。

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札幌ミク祭りが終わった。毎年旧正月とかぶるのだが、今年はシンガポールから動かなかった。母の問題で遠出は避けたいのと、昨年はライブが取れず電車にも乗れず残念だったので、行く気をくじかれたというのもある。今年はライブも無かったし、雪像と物販だけ

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内藤洋子『育ちざかり』
2024年02月12日10:29

『育ちざかり』(67) 監督:森谷司郎17歳の内藤洋子が三姉妹の末っ子を演じる。テニス部で活動しながら、乗馬やボーリングにも興じる。溌剌とした若さが眩しい。家事を言いつけられてブーたれるのが可愛い。嫁に行った長女(村松英子)や大学演劇部の次女(十朱幸

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『俺たちの荒野』(69) 監督:出目昌伸米軍基地のある町の青春群像を描く。哲也(黒沢年男)はバーテンとポン引きで稼ぎながら、アメリカに行くことを夢見ている。弟分の純(東山敬司)は荒れ地を購入して、自分の城にするつもりだ。美容師のユキ(酒井和歌子)が二人

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新年快楽inシンガポール
2024年02月10日12:02

あけましておめでとうございます。本日はシンガポールで中国正月を祝ってます。レセプションに獅子舞や財神が来て、盛り上がった。もっと安いホテルや雑居ビルは獅子が一頭だけで、他のキャラクターも付随しない。例年うちは豪華だ。財神の着ぐるみ。金貨型チ

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『ALWAYS 三丁目の夕日 64'』(2012) 監督:山崎貴シリーズ三作目。最初の二本は劇場で見ている。前回から五年後が舞台で、一平が高校生になっている。不変の時を過ごす住人に年を取らせるのには違和感があるが、映画として売るにはそれも有りだろう。と寛大な

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酒井和歌子の主演作を二本レビューします。『恋にめざめる頃』(69) 監督:浅野正雄本作が酒井和歌子20歳の時の初主演作だ。内藤洋子が十代でバンバン主演しているのに比べると、やや遅咲きかな。まあ内藤と比べるのが無理か。君子(酒井和歌子)は洋品店を営む母

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内藤洋子『その人は昔』
2024年02月07日20:42

『その人は昔』(67) 監督:松山善三舟木一夫と内藤洋子コンビの第一作だ。舟木は勿論だが、内藤もソロ曲「雨の日には」デュエット曲「白馬のルンナ」「恋のホロッポ」「こんどの日曜日」と四曲を劇中で歌う。彼女の歌が聴ける映画はたぶん本作だけなので、貴重

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内藤洋子『君に幸福を』
2024年02月06日17:42

内藤洋子と酒井和歌子の主演作が三本づつ発売された。まとめて買ったので、ぼちぼちレビューしていきます。『君に幸福を センチメンタルボーイ』(67)監督:丸山誠治ケーキ屋の見習い職人(舟木一夫)と女子大生(内藤洋子)が知り合った。舟木は見栄を張って自分も

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「首里の馬」
2024年02月05日23:07

・首里の馬(2020) 作:高山羽根子芥川賞受賞作だ。昔は平岡正明辺りが旗を振って、SFファンは純文学を敵視すべしという珍妙な思想が喧伝されていた。本書の解説は大森望が書いている。時代が代わったというより、その思想が間違っていたのだ。本人芥川龍之介を

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・シュレーディンガーの少女 作:松崎有理大当たりの短編集だ。最近の作家には珍しく、空想科学と娯楽要素の配分がちょうどいい。どちらかが勝ちすぎている作が多いから。「六十五歳デス」全ての人類が六十五歳で死ぬ世界で、死期の近い女性がスラムの子供を育

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探魚/「ゆるキャン」
2024年02月03日16:08

今日はサマセットの「探魚」で昼飯。中国から来た魚専門レストランだ。外食は肉が多いので、貴重な存在である。魚がでかくて一人では無理なので、相棒がいて良いタイミングだった。「ゆるキャン」作:アfロ 2巻まで評判なので読んでみた。女の子がキャンプする

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カジノと龍
2024年02月02日15:08

マリーナベイのカジノに行ってきた。今日は調子が悪く、あっという間に600ドル負けた。このまま引き下がるのは悔しいのでもう少し遊び、190ドルは取り返した。結局410ドルの負け。昼飯はティンタイフォンでシャオロンポーとワンタン、豚肉のキュウリ巻きなど

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タイから相棒が来たので、板長寿司へ連れていった。母の施設から連絡があり、「リハビリを始めたいが、費用は大丈夫か」と。もちろん。他の事はともかく、その問題だけはない。もっと高級な所に入りたいなどと言われて困惑していたが、現在は落ち着いているよ

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