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2023年10月05日17:43

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『ワンダーウーマン』『シャザム!』

アメコミヒーローは専門外なので、映画をあまり見ていない。町山智宏の本を読んで気になったので、チェックすることにした。

『ワンダーウーマン』(2017)
監督:パティ・ジェンキンス
近年のアメリカ映画は見ている人が多いから、説明はいらないね。アマゾン族の島から来たヒロインが、一次大戦に参加しドイツ軍の化学兵器工場を破壊する。ミッションのメンバーは使えそうもないオッサンたちで、味わい深い。先住民の行商人が「俺たちにはもう国がない」と語る。こういうポリコレ配慮は好感が持てる。軍神を倒せば平和が訪れると信じているヒロインが痛ましい。
ヒロインを演じたガル・ガドットという女優は美人だけど、セクシー演出は皆無。イスラエル人なんだと。ユダヤ系アメリカ人ではない。俳優の国籍なんか映画の価値に関係ないけど、何らかの意図があるのか。
監督が女性であることが悪い意味での男性向け要素が見られない理由なのだろう。シンプルに面白かった。
★★★★

『シャザム!』(2019)
監督:デビット・F・サンドバーク
この映画で初めて知った。アメリカではスーパーマン並みの知名度らしい。アメコミには珍しく「変身」するヒーローである。しかも子供が大人に変身するのだ。

グループホームで暮らす少年が異次元の賢者から神の力を授かる。敵は七つの大罪を司る魔神たちだ。年甲斐もなく胸が踊った。設定でワクワクするなんて、何年ぶりだろう。ホームの仲間たちがみんな可愛い。義両親は愛情深く、本物以上の家族だ。敵が富裕層出身なのに、毒父と毒兄から受けた虐待で性根が曲がっているのと好対照である。人のつながりに血縁は必要ないということかな。夢があって心暖まる最高のヒーロー映画だった。
★★★★★
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