「伊邪那岐命先言、阿那邇夜志、愛袁登賣袁」
(伊邪那岐命がまずいはく「あなにやし、えをとめを」)
[拙訳]「イザナギの命が先に『なんといとしい乙女だろう』と言った。」
「古事記」上巻「伊邪那岐命 と伊邪那美命」より
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そういえば、明日は「建国記念の日」。
この日くらいは、「古事記」か「日本書紀」を読もうと思っている。
僕は、政治的傾向から言えば、右翼というよりは左翼であり、もちろん国家の神話を信奉しているわけではない。ただ、国家なり民族なりが、「神話」と正統性というものを必要としてきた歴史については、忘れることなく学びたいと思っている。
てな話とは別に、ちょっとした遊び心で、古事記の中に「かわいい女の子」に似合う言葉があるだろうかと探してみた。このイザナギの命の言葉に続く描写については、知る人ぞ知ることなので、くどくどとは書かないことにする。
■古事記(原文)
http://www.seisaku.bz/kojiki_index.html
■武田祐吉訳「古事記」(青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html
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