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2007年11月19日22:04

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61 MBSI JIC晩秋の大会1

晩秋のMBSI 日本支部秋の大会

(始まり、始まり)
11/17〜18の日程で2007年度晩秋の大会が開催。今回はお手軽な日帰りプランを企画。幸い秋の青空に恵まれました。正午前集合(21名)、デラックス観光バスではなくて単なるバス(美女のガイドは付きませんが吊革付き・・幹事=ワタクシメはケチですね)で一路苦楽園の堀江オルゴール博物館へ。

(堀江オルゴール博物館)
新理事長であり日本支部会員でもある松浦眞里子さんのご挨拶があって、いよいよスペシャルツアーの始まり。幹事があらかじめお願いしていた優品や珍品を次々と演奏していただきました。

まず三階に上がって紅葉に彩られたオーシャンビュー(神戸沖の瀬戸内海)を満喫。最初はブレモン製オスカー・エバーハートの変わった形のケースに入ったファット・シリンダー。ついで優しくて微かなベルの音が素晴らしいサーペンタイン・ケースに収められているヒドゥン・ベルのオルゴール。ごく初期のフュージ・ドライブでセパレート・ティースの珍しいオルゴール。デカンター・セットが組込まれた大きなスイス・シャレー。

二階へ降りるとインペリアル・シンフォニオン社製の3枚ディスク、ここにはディスク1枚用、2枚用、3枚用の同じデザインのディスク・オルゴールが3台並んでいます。大珍品のニコル・フレール社製6本シリンダーのピアノフォルテ・レボルバー・ボックス。アクリルケースに収められた動きの楽しいオーケストラボックス。インターチェンジアブルのマンドリン・オルゴール、繊細な連続音が素晴らしい。デュコモン製のとても珍しいパラレル・デュプレックスはシリンダー・オルゴールと思えない力強い音。フルヘリコイダルの大きなオルゴールも見せてもらいましたが、演奏を始めると7分以上かかるので今回は見るだけ。

一階は当館の花形である大きなオルゴールやバイオリン・プレーヤーが並んでいます。最初は華やかなチューブラー・ベルの付いたロホマンのツイン・ディスクとアドラーのツイン・ディスク。ブルーノ・リュッケルト製のオルフェニオンというやたらと背の高い大型アップライト。最後はモチロン当館ご自慢のロマノフ。前回聞いたとき、ロマノフはダンパーノイズがありゴキゲンがよくなかったのですが今日は絶好調。

幹事があらかじめ聴かせてもらうオルゴールを指定していたので、どうも事前の再調整や修理をしていてくださったのでしょうか、どのオルゴールも調子よく素晴らしい音楽を聞かせてくれました。この後に博物館の隣にある和室で、有名な「つまがり」の大きなショート・ケーキと庭で湧き出している宮水で淹れたおいしいコーヒーをいただきました。

最後の楽器は書斎(写真1の中)に設置してあるエオリアン・オーケストレル・スタイルF(写真2)、高さ2.5メートル、巾1.9メートルもある大きな自動演奏オルガンです。このオルガンは大きすぎて博物館に搬入できなかったそうで、いつもは非公開。

今回は特別にお庭も公開ということで、お屋敷の正面玄関から広い起伏の豊かな日本庭園に出て、色づき始めた紅葉を楽しみながら散策させていただきました。(写真3)


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