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2007年06月24日22:15

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33 神戸教会のオルガンと銅版画

今日は日本基督教団神戸教会で開かれたオルガンの演奏会に行ってきました。いつものとおり、オルガンをしげしげと眺め写真を撮っていました。写真2のように横のカバーが外されていて中身(リード管が多いナ)がよく見えるようになってました。アレレちょっと景色がおかしい!金属製のパイプがたくさん見えるのですが、通常オルガンの背面に組み込まれているホルツ・ゲダクト(木製の四角いパイプでとても低くて暗い音を出す閉管)が見当たりません。

教会のオルガニストの人に聞いたらホルツゲダクトはありませんとのこと。阪神大震災の暗い気持ちを追っ払うために暗い音のホルツゲダクトが作られなかったのかな??

ブクステフーデを中心にして、いろいろな時代の作品をつぎつぎと紹介され面白い演奏会でした。

帰路三宮の地下街でやっていたエッチングの展示会を見てきました。写真3はそこで買った絵葉書ですが、著作権の問題があるのですぐに削除する予定です。これを描いた松浦敏夫さんは写真のように正確なデッサンをされます。最近の絵描きさんの作品は正確なデッサンをしないヘンテコなデフォルメが幅を利かせているように思いますがいかがでしょうか? へたくそな画学生さんでも「これがアートだ、わからんのか?」と言われればシロートである絵の消費者は黙って引き下がらざるを得ません。高飛車にアートを強調する人はデッサンの力がないので強がりを言っているのではないかとさえ思います。

そこにこのようなデッサンを見せられて、まだこの世に昔のような素晴らしい正確な絵をかける人が残っているのだと感銘を覚えました。
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