期間限定の週末

土曜日は友人と「くら寿司」。スマホでの座席予約から店頭チェックイン、タッチパネルでのオーダー、目の前できっちり止まるベルコンのスシ皿、QRコードでの精算…タイムマシンに乗ってやってきた過去の日本人に、21世紀の未来を実感させるには回転寿司屋がベスト。もっとも彼が一番驚くのはトロの値段の安さかも。

ワンパターンな注文を避けるべく期間限定商品に注目。「国産うなぎ食べ比べ」360円。最初は国産品と輸入品を比較するのかと思ったが、そうではなく蒲焼きと白焼きを比べるということ。たしかに見映えは別モンだったが、いざ口にするときにはそんな比較などいっさい忘れてしまい、2貫一気にパクついてしまう不覚の巻。

くら寿司のデザートがあまりにもショボかったので「コメダ珈琲」に場所を移して「シロノワール ガーナミルク ミニ」650円。なんでも4月後半から始まったロッテとの期間限定コラボ商品。スプーンでひとすくいするややたらと甘く脳みそが溶けそうに。上に乗っかる小さなハート型はずばりロッテ供給ガーナチョコってことか。

それにしても競争激化のチョコ業界、ついこないだマクドとコラボしていたGODIVAは現在ローソンと共同企画、高級イメージをかなぐり捨ててまで日本市場に殴りこみ、迎え撃つロッテの側も大変やなあと思いながら、ふと気がつくといまこの日記を書いていたのは、昨年そのロッテが売却したばかりのロッテリアでありました。