店舗では資格がないので間接灸である千年灸をお客様には施療していますが、自分や家族には透熱灸という直に皮膚をもぐさで一瞬で焼く本当のお灸をしています。
「灸は急に効く」という言葉がありますが、本当に透熱灸は千年灸の5倍くらい熱いですが、ツボにさえできればとてもよく効きます。
私は風邪の引き始めは「喉」にくるタイプなのでのどが痛いなぁ・・・風邪かなぁと思うと足の甲とくるぶしの近くに三か所お灸をします。すると翌朝にはてきめんによくなっています。
母の食欲不振もめまいもお灸で治りました。めまいについては特にその効果にびっくりしました。めまいはなかなか治らない症状なのですが、一回で寛解してしまいました。ただしお灸のツボは足の親指の爪の下あたりなのでとても熱かったようで、さすがの母も身もだえしていました。
家庭灸というのでしょうか、昔は今のような医療体制はできていなかったので民間療法というものが庶民の間には普通にありました。関節痛には庭にある枇杷の葉を巻いたり、お灸をしたり、そういう家庭の中で工夫され伝承された古くから続く伝承療法があったように思います。迷信めいたものもあったでしょうが、確かな医療効果が認められるものもあったように思います。馬鹿にしないで研究したいものです。
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