NHKの深夜で「異世界もの」についての特集をやっていました。今や海外でも「イセカイ」という言葉はそのまま通用するほど異世界ものは世界でブームになっているようです。海外の方にインタビューしていると海外の方たちが夢中になっているのはその世界観に差別がなくて現実世界のストレスというものが一切無いのが良いのだと訴えていました。
日本人は単一民族で島国の中で人種差別もなく、しかも八百万の神々が万物に宿るという宗教観もあり宗教による差別さえもない文化土壌にあるために海外の人が普通に抱える「差別問題」が一切無い人たちになっていますから、そういう人たちが描き出すストレスフリーの世界は快感を呼ぶのかもしれません。
私自身も異世界ものにははまっています。普通の小説や物語だと現実世界がその中にわずかではあっても投影されることがありますが、異世界ものにはそういうところがほとんどないので物語への没入感が半端ではなくあります。
異世界ものを読まれる場合は一作ではなくて二三作品は読んでみてほしいです。そう作家の石田衣良さんも番組の中でおっしゃっていました。
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