「たまげる」というのは「魂消る」と書くようなことがどこかの本で見たことがあります。本当に魂が消えてしまいそうな暑さです。災害級などという形容詞がマスコミには貼られていますが、「魂消る暑さ」としたほうが日本人にはしっくりくるような気がします。
この暑さの中にいると半開きになった口から魂のかけらがぼわーんと出て行ってしまうような気がしてなりません。エアコンのついた室内にいればまだ何とか人心地が付きますが、外に出れば魂のいくらかを宙に飛ばして帰ってくるような気がします。
地獄の釜の蓋が開くというお盆の季節がやってきました。先日のお客様は亡くなられたご主人が家庭の中で暑くなりすぎている部屋があると奥様に注意されていました。聞いてみると節約のためにエアコンを点けないでいた部屋があったそうで・・・止めてくださいとお願いしておきました。
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