またブラタモリを見ていて奈良の吉野の回でしたが、吉野は山岳修行者の聖地であり金峰山寺というお寺が興味深かったです。こちらは役行者が開山したお寺らしいのですが、役行者が自らの守護仏としたのが蔵王権現です。蔵王権現は山の化身のようなものなのですが、役行者は最も力の強い仏様を選んでこの方にしたという逸話が残っています。
そして何故この吉野に桜が多いかと言うと信徒の方達が献木として桜を植えて行ったということになるそうで、何故桜かと言うと「早苗(稲の神様)(さなえ)の座(くら)(おわす場所)」という意味の名前なのだそうで特別な木だったわけです。
木の名前と言うのはいろんな意味を持っているなぁと感じました。水の木で在ることを表す「杉」、火の木であることを意味する檜、きっと柏とか楡とか樅とかにも別の意味があるのかもしれません。そうか桜には稲の神様が坐のかと改めて思いました。今度奈良の吉野に行ってみたくなりました。
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