その方はご主人を亡くされた女性なのですが、明るい方でいつも施療後に亡くなられたご主人の様子を聞いておられるのです。その日も施療しつつ氣視してみたら電話の断裂音のような音と映像が感じられて、その後押し入れの様子が視えました。これは何なのだろう?ご主人の大切なものでも片づけられて怒っているのだろうかと思って女性にお聞きすると「片づけていないけれど、そろそろ片付けようかなと思っている。」とのこと。
つまりご主人の残留思念は片づけられることを恐れてこういうメッセージを送ってきたわけで「大切なものを押し入れなんかに片づけられると自分はこれまでのように現世の奥さんの近くに居れなくなるよ。」ということを伝えたかったようです。随分と奥様を愛しておられたようで亡くなられた後も常に奥様と一緒におられて同じように生活されていた魂ですから、こんな極端なメッセージを送ってこられたのだろうなぁと思いました。
仲睦まじいご夫婦と言うのもいいものですが、ここまで執着するのはどうなんだろうとも思います。それでも人と人の絆というものの深さ、強さというものを教えられたようにも思いました。
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