本当の暗闇と言うのを自然の中で一度だけ経験したことがあります。大学の剣道部で合宿をした時の事。丹沢の山中で真夜中に肝試しに近くのお堂へ向かった時の事でした。持って行った懐中電灯を消したときに目を開いているはずなのに何も見えないという状態になりました。真っ暗というのはこういう状態なのかと愕然としたものです。現代人はどこかしらに光源がある生活をしていますから、こういう真っ暗闇というものを普通知りません。こういう状態は怖いなぁと思いました。たぶん夜行性の捕食動物なんかはこういう真っ暗闇でも見えるはずですから原始時代の人間は光なしでは生きていけなかっただろうなぁと思います。
大きなお寺さんなんかで胎内巡りなんかがありますが、あれも真っ暗闇になりますね。でもまだ繋がれるものが近くにあるから何とかなりますが、大自然の中での真っ暗闇は本当に怖いです。
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