氣の世界へと導かれたのは一冊の本からでした。近くの大型書店で何気なく宗教関連の書棚を見ていたら宗教とは関係ないのに「タオ、氣のからだを癒す」という遠藤先生の本があったのです。これは・・と思って購入して読み始めたらその深く広い世界に魅了されてしまいました。それから先生の新書版の御本も読み、矢も楯もたまらず京都の先生のワークショップに参加を申し込んでいました。先生ご自身はなかなか独特の個性の方で、そんなに簡単に近づける方ではなくて遠くから恐る恐る様子を見つつ受講を何回か続けて行きました。
そして院で施療を続けていたらお客様の心の声が聞こえるようになり、氣の情報が何となく視えるようになり、遠藤先生の御本を読んでいると氣の経絡指圧をしているとこういう読み取りができるようになる方が稀にいると書いてあり、これは氣の世界に入ったなぁと感じたものです。
私は遠藤先生の前に同じ経絡指圧の永井先生に動禅指圧というものを学んでいたので、遠藤先生のタオ指圧とこの動禅指圧を融合させました。そして氣の世界に入って行ったわけです。遠藤先生は修行のために僧侶になってしまわれました。永井先生も先年亡くなられてしまいました。師はおられなくなりましたが、道はまだこの先に続いているようです。
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