クリスマス・イブにサンタからもらえたのはお仕事です。
明日も仕事。
さてはヤツはサンタじゃなくサタンだったのか。
…という日々を送っています。
今年のうちに今年に(それとなく見たのは)駆け足で一口感想でも残すとしますか。
『シャドウ・イン・クラウド』
第二次大戦中に極秘任務で荷を運ぶ役のクロエ。
激しい空中戦と女性差別の中で色んなものと戦う羽目になる。
アレが出てきてからトンデモ映画になってしまう嫌いもあるのだが、それでもこの映画を嫌いにはなれない。(むしろ好き)
『死刑にいたる病』
阿部サダヲの抑えた芝居が堪能できる一作。
ひねりもあるといえばあるが、阿部サダヲの印象が上回る。
『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』
大きくなってしまった赤い子犬をめぐって大騒動。
児童文学の映像化という話だが、それ以上でも以下でもないかな?
『由宇子の天秤』
評判になっていたので期待してみた。(ながら見だけど)
確かに丁寧な作劇で引き込まれる。
主人公役の瀧内公美さん、どこかで見たなあと思ったら『火口のふたり』の人か。
セリフが聞き取りにくいのが難だったが、リアリティ重視か。
『クライ・マッチョ』
C・イーストウッドの総決算ともいわれるが、過去のイメージを改めてなぞった作劇だろうか。
淡白なのも枯れた味わいと受け取りたい。
『ノイズ』
名のある俳優たちが結集。
過疎の閉鎖的な空間のいびつさをにじませるが、それに似つかわしくない垢ぬけたキャスト群。
時にシュールな展開に笑っていいのか怒っていいのか。
どこか釈然としない印象。
『アナザーラウンド』
これも期待していた1作。
マッツ・ミケルセンがごく普通の(いや、冴えない)教師役というだけで何だかオカシイ。
血中アルコール濃度を一定に保つとうまくいくというトンデモ説を実践しようという教師4人。
実験結果は火を見るより明らかで、厳しい現実が待ち受ける。
最後のダンスシーンは見どころで、複雑な心境を引き出している。
『さがす』
えげつない底辺社会の一端が容赦なく描かれる。
こういうのが好きというと問題発言にも思えるが、小奇麗な当たり障りのないエンタメ作よりはよほど人生の時間を使う価値がある。
もっとこういうのがないか「さがす」か。(笑)
『先生、私の隣に座っていただけませんか?』
漫画家夫婦を描いた映画だが原作は漫画じゃないようだ。
しかし、劇中の漫画パートをアラタアキと鳥飼茜という本職の漫画家が手掛けただけあり(ひと昔前のようにコピーでごまかすとかじゃなく)、その点は説得力に一役買う。
ただし、映画は現実と夢想の世界を行き来する。
主人公夫婦のキャスティングがよく、「漫画家の映画」ということで敬遠しないで欲しい。
『ライダーズ・オブ・ジャスティス』
マッツ・ミケルセン主演のリベンジアクション劇…かと思いきや…。
先入観と自説に都合のいい事実にしか目を向けない陰謀説信者に向けた皮肉がたっぷり。
脚本の構造も面白味があるが、マッツのキレのあるアクションも見ごたえある。(この対比が生きる)
世間に見捨てられた落ちこぼれたちの見せる奇跡的な変身がクリスマスにピッタリな贈り物。
そう…これはクリスマス映画。
メリークリスマス。
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