テレビの番組の中で箱根駅伝で「山の神」と言われた名選手が「どうすれば速く走れますか?」という質問に答えていました。それは「楽に走ることができる選手が一番早いです。皆、頑張ろうと力んで走ろうとするけれどそれではダメで楽しんで走ることができる選手が結局一番早いんです。楽しむこと。何事においても長く続ける作業でも仕事でも楽しめる人が一番なんです。」とおっしゃっていました。実績を作った人の言葉と言うのは重いですね。力を抜いて楽しむこと。そう言えば水木しげる先生も色紙に「なまけなさい」と書いておられました。同じことなのかもしれません。
真面目に一生懸命取り組むことは基本として忘れてはいけないけれど、その上で楽しむこと、楽をすることが長く続けられる秘訣なのでしょう。手前味噌ですが、私の施療にも「楽」という言葉が使われています。私の施療も楽にすること、楽しむことが含まれているように思います。だから長く続けてこられたのかもしれません。
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