川口駅に中電を停車させようにも…

ここで一つ、関東ネタを。
埼玉県川口市に位置する川口駅はごくごく平凡な中間駅であり、付近に東北本線が通っているけど京浜東北線しか停車しない駅となっています。かつては大企業の工場が駅近辺に立地していましたが、工場が移転してしまっており、その跡地に高層マンションが林立してから乗降客数が激増するようになりました。昭和末期の1987（昭和62）年度で5万9319人だったのに対し、2017年度は8万4231人となり、30年ほどで約四割分も増えました。
平日の朝ラッシュ時では(改札への)入場規制が敷かれることが多くなってしまっており、そういう理由もあってか川口市にて「上野東京ラインないし湘南新宿ラインを停車させるためのいわゆる中電ホームを新たに追設すべし」という声も出ていてそれに関する計画まで浮上しています。
しかし、中電ホームを追設するにも敷地の確保で少し苦労が要るものであり、ふつうに地上に中電ホームをつくるにも上野東京ラインと湘南新宿ラインのどちらかしか止められず、両方を止めるのであればどちらかを地下化しなければならなくなります。



　 川口駅まで中電を停車させるとなると所要時間が延びることとなりますが、それをカバーするべく上野東京ラインや湘南新宿ラインの特別快速を川口駅とさいたま新都心駅を通過する設定にすればいいだけの事です。

参照リンク
https://trafficnews.jp/post/86187