mixiユーザー(id:25722248)

2022年06月24日21:38

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急坂にべらぼうに強いモノレール



  ここで一つ、ディープなネタを。
通常の鉄道とは別に「中量軌道」というものがあったりしますが、モノレールもその類に入ります。モノレールの一番の強みは「ずば抜けた登坂性能」です。例を挙げるなら、懸垂式の湘南モノレールで最大74‰、今は亡き犬山モノレールだと箱根登山鉄道を凌駕(りょうが)する97‰という鬼勾配をよじ登れたりします。普通鉄道では35‰までが関の山ですが、モノレールは普通鉄道の倍以上の威力を誇っています。また、曲線通過性能もずば抜けており、半径100m前後のヘビーカーブも楽勝です。
これほどの凄まじい登坂性能と曲線通過性能を誇っているのであれば、モノレールを登山電車の新しいスタイルとして定めるのが望ましいかもしれません。言うなれば、「登山モノレール」という奴です。もしやるなら、箱根登山鉄道の箱根湯本以西を対象にするのがいいでしょう(スイッチバックを解消できるかも)。更には、強羅〜早雲山〜桃源台間についてもモノレールで結んで、箱根湯本からスルーで行けれるようにするのもいいでしょう。


  主流の方式となっている日本跨座式は車両の重心が高めであるためか勾配は58‰までが限界のようですが、それでも大阪モノレールは日本跨座式ながらも75km/hまで飛ばすことが出来ます。






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