先日、eスポーツ世界大会で日本チームが3位になる快挙が話題になったのに、残念なニュースが出ました。eスポーツ選手の発言は、他のプロスポーツ以上に、多くの人に聞かれやすいだけに、相当気を付けるべきところでしょうが……。本人の謝罪コメント、チームの謝罪もありますが、瞬間的な発言だけにいろいろ言われてしまうのが厳しいところです。
REJECTはドコモが主催する「PUBG MOBILE」のプロリーグで2021年に優勝しています。SaRa選手はそのリーダーで、ゲーム内でも味方選手に指示を出すオーダーを務めるなど日本を代表する選手の1人だけに、影響は大きいといえます。
個人のゲーム配信者であればここまで注目されることはなかったと思いますが、プロフェッショナルとしてスポンサー企業の看板を背負って活動していることに加え、そもそもeスポーツは障害を持つ人でも挑戦しやすい分野であることからも不適切な発言です。
世界で20兆円を超える巨大市場になったゲーム業界ですが、一部ではまだ嫌われる、もしくは煙たい存在であるのも確かです。業界全体として、若い選手をどうマネジメントしていくかは今後の課題ですが、解雇や除名ではなく、社会貢献活動への参加という形で反省を促すというのは1つの方向性だと考えます。
今回は活動停止という判断となりましたが、十分に反省し、同じ過ちを犯さないようにことの重要さを理解すれば、早々の復帰もあり得ると思います。
配信に関してはリアルタイムでのストリーミングである必要があるかという点も考え直すべきタイミングになったとも言えます。公式大会では状況が選手に伝わらないように5分ディレイでの配信とか他の方法もあります。コメントへのシームレスの返答は難しくなりますが、時間差をおくことによるチェックを設けた方が良いのかも知れません。
プロゲーマーが障がい者への不適切発言で処分 12月まで活動停止と報酬の全額カット
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6944662
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