…とうことで、しばらくはテレビ鑑賞が続きそう…。
やっと見ました。

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
筋ジス患者だった実在の人物の話。
憎たらしいけど憎み切れない鹿野(大泉洋)のワガママな患者ぶりは適役と言ってよい。
鹿野が恋する新人ボランティア美咲を演じる高畑充希が好演。
邦画の難病物の中では明るくコミカルタッチではあるが、後半はお約束通り(?)泣かせに来る。
今にして思えば医師になって人助けをする決意をする医大生役の三浦春馬が現実の世にいないというのは何とも皮肉なことだ。

『茜色に焼かれる』
これも話題作だったので期待していた。
144分の上映時間は少々長い気もしたが、随所にコミカルさが挿入され、石井裕也作品らしいと感じた。
主演の尾野真千子の熱演をはじめ息子役も良かったが、フーゾクで働くケイちゃんの健気さに胸をつかまれる。(息子の言動に自信の中学生時代を思い起こす)
フーゾク店店長の永瀬正敏のカッコよさ、短い出演ながらインパクトを残す父のオダジョーなど脇のキャラクターも魅力的。
少し前に観た『空白』のように現在の日本で起きている負の問題を盛り込みながら消化しているのは監督の力量だろうか。
いたずらに様々な問題の原因を追究して報復するのではなく、辛いことがあっても前を向いてポジティブに生きようとする姿はコロナ禍で作られただけのことはある。
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