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2022年01月17日03:41

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正月鑑賞、第2弾

正月鑑賞、第2弾

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カチンコ『ブラック・ウィドウ』

 一区切りついたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新章幕開け。
ブラック・ウィドウのエピソード0ともいえる内容。
正直な所、ある程度の結果を知っているので、その点では意外性はないともいえるのだが、次のフェーズへの橋渡しをするために作られたのだろう。
戦略としては理解できる。

…が、期待したほどの面白味は覚えなかったなぁ。
唯一クライマックシーンだけ3Dで見たら手に汗握る迫力があったかも…というアトラクション映画。

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カチンコ『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

 続いてもMCU作品。
主人公を演じる俳優シム・リウがほぼ無名のために地味にも思える。
しかし、これまでのマーベル作品には観られなかったカンフー活劇は新鮮味を覚える。
続き物として客を引っ張るMCU作品群においては比較的独立性が高くて、単独鑑賞も無理なく楽しめる。
『ブラック・ウィドウ』よりこちらをベストにあげる人が多かったのも納得の出来。

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カチンコ『音楽』

 上映された年に矢田部氏がベスト候補の1本として挙げていたことからも気になっていたが、まさかここまで�爛�チンとしている“作品だとは思いもよらず。

 大橋裕之原作マンガのアニメ化で、岩井澤健治監督の強い希望で実現したというが、およそ7年もかけて作り上げたというからその情熱に頭が下がる。

 この絵柄からはにわかに信じがたいが『ロストスコープ』という手法を用いている。
アニメーション映画『指輪物語』で知っている人もいるかもしれないが、いったん実写として撮影したのを一コマずつトレースして動画にするのだ。

 楽器に触れたこともないようなヤンキーたちが即席バンドを組んでフェスに出演しようという初期衝動を描く青春もの。
マンガをアニメにするのはある程度可能だが、最大の難関は「音楽物で具体的な音をつける」ことにあるのではないか。
マンガからは聞こえない想像上の音楽を具現化するハードルの高さは容易ではないだろう。
何より劇中で演奏するメンバーは楽器素人なので技術的にも難しいことはできないのだ。

 しかし、本作はそのとんでもない高さを超えてくる。
もちろん綿密な音楽設計がなされてのことだが、あまりの見事さに感服した。
(ロック小ネタに思わずニンマリ…)

 メイキングの映像を見るとさらに感動が深まる。
正月に見た映画ソフトではこれが一番!

(まだ続きます)
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