若いころ、深夜のテレビ番組で(ごろりと横になりながら)何気なく見ていた映画があった。
しかし時間の経過とともに気が付いたら正座して身を乗り出して観ていた。
それが『ディーバ』との出会いであり、ジャン=ジャック・ベネックス監督という名前を知ったきっかけ。
生涯の作品数は多くなく、近年は目立った活動もなかったのでどうしていたのかと思ったら、長い闘病の末に亡くなってしまったと聞き落胆した。
もう一つ思い出がある。
新聞社に勤めていた友人がマスコミ試写の招待状を譲ってくれたことがあった。
まだ日本では公開されていない『ロザリンとライオン』という映画のメイキング映像の上映ということ。
日本語字幕はなく、仏語音声と英語字幕のみというハードルの高さはあったものの、「マスコミ試写」に行ったことがなかったので興味津々で出かけた。
場所は失念したが、ひっそりとしたビルの一室で、まばらな客の中で上映。
(こちらは輸入盤で日本語はない)
内容はさっぱりわからなかったが、帰り際に本編(今度は日本語字幕版)の試写の招待状をいただけた。
全然マスコミ関係者じゃないのに申し訳ないようでもあったが、後日いそいそと出かけた覚えがある。
一般的に映画ファン知られているのは上記の『ディーバ』か『ベティ・ブルー』かな…とは思うが、『ライオンとロザリン』もイブ・モンタンの遺作となった『IP5/愛を探す旅人たち』も好きな作品。
後者の2作品は日本ではブルーレイ化されてないので(ロザリン…はDVDすら出てない)、この機会に出てくれるといいのだが。
(これも日本語なしの輸入盤)
どうぞ安らかに…。
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