ザ・ファブル 殺さない殺し屋

ザ・ファブル 殺さない殺し屋おもしろかった。一作目に比すれば、組織犯罪規模は小さくなったと思うけれど（ちょっと一作目うろ覚え）映画的スペクタクルはより大きくなった感じ。そして、スッキリしたストラクチャーにも思える。足場におけるアクションはおもしろかった。ラストはけっこう感動もする。邦画をここんとこずっと観ているから、心的に邦画モードに馴化しているからなのかな。秘密の殺し屋、あんなにみんなに顔が知られて大丈夫なのか。闇の軍団は内輪的マナーでまっぽにはチクらないだろうけれど、闇の世界内では佐藤がファブルだと、そりゃもう大騒ぎ、セレブになるのではないのか。ガチ星観たことないけれど、この作品とで想像するに、がんばった奴にしか分かんねーよ、というより、もっと突き放した感じで、がんばらねー奴には分かんねーよ的なセンスで、ちょっとそうした精神的ガテン系は苦手なのだけれど、平手友梨奈のキャラが櫻坂46的世界観にお萌え、、もとい、思え、彼女の自立と心的解放のがんばりが作品の主軸にあるとこ、ストラクチャー的にもスッキリさせている感覚で、そこがよかった。一作目は、今の流行りか、小劇場的ノリとツッコミが多かったように思えるけれど、今回はそれは岡田准一と木村文乃のふたりだけのやり取りに抑えられ、それも助かった。