以前から何度か書かせていただいた私の好きな小説です。SF小説なのですが、その壮大で緻密な世界観の構成が素晴らしくて一度映画化されているのですが、その時は酷評されていたようです。私は意外と好きだったのですが・・・。
今回リメイクされて劇場公開されているようなので早速今度休日に見に行こうと思っています。なかなかあの世界観と複雑な政治・人間関係などを描き切るのは難しいと思いますが、今回のリメイクはうまくやってくれているのでしょうか?楽しみです。
特別な一文が心に残っています。主人公が暗殺者の魔の手にさらされたときに護身術の師匠から伝えられた一言に心を集中させるもので「恐怖は心を殺すもの。恐怖を心の外においてしっかりと見つめなさい。そうすれば心が殺されることは無い。」と言うようなものだった気がします。初めて読んだときは衝撃を受けてしばらく何日か何度もこの言葉を心の中で繰り返していたものです。
あの世界観にまた新たな形で出会えるのはとても楽しみです。でもあまり期待しないようにして行きましょう。
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